園芸・グリーン

見ればハマる!
魅惑の食虫植物ワールド

虫も人もハマってしまう食虫植物の甘いわな
マカ不思議な姿形はインテリアにぴったりです!

公開日:2017年7月21日

食虫植物は、虫を捕らえ、消化吸収して栄養をとることができる特別な植物です。
栄養分の少ない土地に生えていて、不足分を補うために進化したのだとか。
形もユニークでかっこいい食虫植物は、ホームセンターでも見かけるようになってきました。
そんな食虫植物をお部屋に招き入れて、魅惑のトラップにどっぷりハマりましょう!!

形がユニーク! 食虫植物コレクション

挟んで捕る! 「ハエトリソウ(ディオネア)」

挟んで捕る!「ハエトリソウ(ディオネア)」
二枚貝のように葉が対になっていて、緑に歯のような突起があります。閉まると中からは虫が出られなくなる仕組み。虫を挟んだら、数日かけて消化吸収します。

落として捕る! 「サラセニア」

落として捕る!「サラセニア」
筒状の葉の入り口付近はすべりやすく、その先の毛は下向き。虫が落ちたら外に出にくい構造です。ふたは閉まりませんが、模様で虫を誘っているといわれています。

落として捕る! 「ウツボカズラ(ネペンテス)」

落として捕る!「ウツボカズラ(ネペンテス)」
葉の先がつる状に伸び、その先に袋をつけます。ふたから出る蜜に寄ってきた虫が袋に落ち、底にたまっている水(消化液)でおぼれる仕組み。消化液で溶かし、吸収します。

食虫植物のおすすめアレンジテクニック

ゆらゆら揺れるウツボカズラはハンギングにぴったり!

ゆらゆら揺れるウツボカズラはハンギングにぴったり!
土は使わずに、水を含ませた水ゴケをカゴに入れてウツボカズラを植えます。水やりの際は下に下ろし、浅い容器に入れた水につけて吸水させ、水けを切ってまた吊るします。

寄せ植えにするのもおもしろい!

寄せ植えにするのもおもしろい!
いくつかの食虫植物をまとめて水ゴケで包み、細いワイヤーなどで巻いて苔玉風に仕立てます。吸水させるときは、苔玉の下4分の1程度まで水を入れます。水生植物ではないので、深水すると根腐れする場合もあります。半日ほど吸水させたら水は切りましょう。

育て方のポイント


  1. 1植え込みには水ゴケを使って
    水ゴケは水もちがよく通気性もあるので、水分を保つのに向いています。ハンギングや寄せ植えをつくるときにはおすすめ。ほぐして水を含ませて使いましょう。
  2. 2日当たりのよい場所に置く
    光にしっかりと当てることも大切です。ただし、乾燥しないように水切れに注意。直射日光の当たる場所か、明るい窓辺に置きましょう。ただし、ウツボカズラは直射日光に当てないで。
  3. 3腰水で湿度をキープ
    鉢土(または水ゴケ)の表面が常に湿った状態を維持することが大切です。鉢の受け皿に水を1cmほどためておきます。これを腰水といいます。乾いたら水を入れて。
  4. 4虫を与えなくてOK!
    食虫植物はほかの植物と同様に光合成をしているので、たっぷりの光と水があれば、それだけでも生育します。必要以上に虫を与えると養分が多すぎて枯れる原因にもなるので、自然に放っておいてOK。

教えてくれた人

杉井 志織

  • 園芸研究家

プロフィール

建築を学んだのち、園芸の世界へ。花壇ボランティア運営の指導や花壇管理を行うほか、イベント装飾や庭の管理・企画・運営なども行う。NHK「趣味の園芸」、「あさイチグリーンスタイル」に出演。