ファッション・雑貨

男女別、ゆかたコーディネートの楽しみ

ゆかたは帯との組み合わせでいく通りにも楽しめます。
自分らしい素敵なコーディネートを見つけましょう。

公開日:2017年7月21日

正統派?個性派?今年はどんなゆかたで出かけましょう。
ゆかたと帯の組み合わせで、シックになったりポップになったり。
見ているだけでも楽しくなりますね。
女性のゆかたのコーディネートと男性のゆかたのコーディネート、それぞれご紹介します。

コーディネート女性編

女性のゆかたは昔ながらの紺と白というものからカラフルなものまでバリエーションがとても豊富です。遊び着なので、色や柄は好みで自由に選び、それに帯を合わせればOKです。ゆかたの地色を同色系にすると、落ち着いた印象に。反対色で合わせると軽快に見えます。

大きな花柄に格子柄の兵児帯で大人のかわいらしさを

綿絽素材のゆかたは、なでしこ風の柄が大胆に描かれたピンク色。麻の兵児帯(へこおび)は甘いグリーンの格子柄。ゆかたも帯も単色使いなので、柄が大きくてもすっきり見えます。(※1)
大きな花柄に格子柄の兵児帯で大人のかわいらしさを

古典柄のゆかたに洋風感覚のポップな帯で元気に

肌に心地よい縮(ちぢみ)のゆかたは着物風の伝統柄。写真のような鮮やかな色柄の帯を結ぶときは、裏の紫色を多めに出すと調和がとれる。(※2)

モダンな絞(しぼ)り染めにぼかしの帯で個性的に

1色でもインパクトがあるグリーンのゆかたは、伝統の雪花絞(せっかしぼ)り。茶、紫、青、グリーンなどをぼかし染めした、モダンな半幅帯で引き締めて。(※3)
古典柄のゆかたに洋風感覚のポップな帯で元気に モダンな絞(しぼ)り染めにぼかしの帯で個性的に

白地のゆかたに博多帯を合わせた正統派の装い

ゆかたは植物の雪笹を図案化した模様。涼しげな中にも、華やかさが感じられる。合わせたドット柄の博多帯がおしゃれ。帯締めをアクセントにすると楽しい。(※4)

優しいピンク色のゆかたにグレーの兵児帯でシックに

しぼのある素材のゆかたは、名古屋帯を合わせれば夏着物としても楽しめる。カジュアルに着るなら兵児帯をラフに結んで。(※5)
白地のゆかたに博多帯を合わせた正統派の装い 優しいピンク色のゆかたにグレーの兵児帯でシックに

コーディネート男性編

男性のゆかたは、女性に比べると落ち着いた色柄が主流です。シックな色合いをベースにして、帯や小物で色をプラスするのがおすすめ。同じゆかたでも、帯を変えるだけで印象はがらりと変わるので、いろいろ楽しんでみましょう。

格子柄のゆかたに多色使いの兵児帯で若々しく

シャツ感覚で楽しめるシックな色合いのゆかたは、しぼのある綿素材。角帯を合わせると落ち着いた感じになり、カラフルな兵児帯を合わせると遊び心のある雰囲気に。(※6)
格子柄のゆかたに多色使いの兵児帯で若々しく

伝統柄のゆかたにミンサー織の帯でカジュアル感を

白地に編み目模様がさわやかなゆかた。編み目の大きさが大小あるので奥行き感がある。ざっくりとした織りの角帯でキリッと決めたい。(※7)

白地のモダンなゆかたに個性的な角帯で遊び心を

白地にコウモリと輪を散らした楽しいデザイン。ゆかたの柄の色と同色系の帯は、よく見るとパッチワーク風の模様。こだわり派に。(※8)
伝統柄のゆかたにミンサー織の帯でカジュアル感を 白地のモダンなゆかたに個性的な角帯で遊び心を

縦のラインがシャープなゆかたにポップな帯で

竹の伸びやかな様子を図案化した古典派のゆかたに、楽し気な柄物の角帯を合わせると、動きが出る。年代を問わず似合う組み合わせ。(※9)

さわやかなブルーにピンク系の帯がアクセント

大胆な井桁模様が印象的なブルー地のゆかた。ピンク系の角帯を合わせると、どちらも引き立つ。シックにしたいなら裏面を使って無地帯で。(※10)
縦のラインがシャープなゆかたにポップな帯で さわやかなブルーにピンク系の帯がアクセント

教えてくれた人

安田 多賀子

  • 着物・礼法研究家

プロフィール

京都で着付け技術を学び、1978年にきもの学院を創立。着物文化や礼儀作法の継承を目指し、講演や執筆活動も行う。「きもの親善大使」として世界各地を訪問するなど日本の伝統文化の紹介に努める。