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ファッション・雑貨

ゆかたのお手入れとたたみ方

ゆかたを着た後はお手入れをして、
きちんと整えて収納しておくと次回も気持ちよく着ることができます。

公開日:2017年7月21日

ゆかたを着た日は脱いだあと早めにお手入れしましょう。
汗で汚れた肌着類は洗濯を。
お手入れをして正しくゆかたをたたむことで、
次回や翌年に使うときに変なしわを防ぎ、型崩れすることなく着用できます。

ゆかたを脱いだあとのお手入れ

つるして湿気を取る

脱いだゆかたや帯はすぐにたたまず、ハンガーにかけて、風通しのよい所につるす。こうすることで湿気が取れ、しわも伸びる。汗をかいたときは汗取りをしてからハンガーに。全体に汚れたり、ひどく汗でぬれてしまったとき、シーズンの終わりには洗濯を。洗濯機で洗う場合はきちんとたたんでからネットに入れて洗い、しわを伸ばして干し、アイロンで仕上げる。

帯のしわを伸ばす

帯をほどくと結び目のところにしわがよっているはず。しわがひどいときは脱いですぐ、まだ体温が残っているうちに、手のひらを使ってアイロンをあてるようにしわを伸ばしておくとよい(手アイロン)。ひと手間かけるだけで見違えるほどきれいになる。アイロンを使うときは、当て布を使用すること。

部分的に汗を取る

えり、両脇、ウエストまわりが汗をかくところ。汗が乾いてしまっていても忘れずに処置を。
汗をかいたところに、裏から乾いた白いタオルをあてる。表から水で硬く絞った白いタオルでたたき、乾いたタオルに汗を移し取る。(目立たないところで、色落ちしないか確認してからすること)

ゆかたのたたみ方

着物には縫い目が5本あります。この縫い目を目安にして順番に折ってたたみます。男性のゆかたも同じようにたたみます。
①えりを左、裾を右にしてゆかたを広げる。縫い目が5本あることを確認します。
  1. 1えりを左、裾を右にしてゆかたを広げる。縫い目が5本あることを確認します。
②手前から2本目の縫い目(下前の脇縫い)を内側に折る。折ったら必ず手アイロンをあてて、空気を抜く。
  1. 2手前から2本目の縫い目(下前の脇縫い)を内側に折る。折ったら必ず手アイロンをあてて、空気を抜く。
③手前から1本目の縫い目(下前のおくみつけ)を折り返す。このとき、えり肩あきから裾までのラインを折るので縫い目線から少し外れるが気にしなくてよい。折ったら手アイロンをあてる。
  1. 3手前から1本目の縫い目(下前のおくみつけ)を折り返す。このとき、えり肩あきから裾までのラインを折るので縫い目線から少し外れるが気にしなくてよい。折ったら手アイロンをあてる。
④上前の端(衿下)を持ち、下前の端(衿下)にきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
  1. 4上前の端(衿下)を持ち、下前の端(衿下)にきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
⑤続いて、下前のえりと上前のえりをきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
  1. 5続いて、下前のえりと上前のえりをきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
⑥重ねたえりをいったん開き、えり肩あきのところを内側に折り、三角形にする。それからえりの角を重ねる。
  1. 6重ねたえりをいったん開き、えり肩あきのところを内側に折り、三角形にする。それからえりの角を重ねる。
⑦手前から4本目の縫い目(上前の脇縫い)を持って、下前の脇縫いに重ねる。手アイロンをあてる。
  1. 7手前から4本目の縫い目(上前の脇縫い)を持って、下前の脇縫いに重ねる。手アイロンをあてる。
⑧上側の袖を袖付で折り返して身頃に重ね、片山、袖山をきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
  1. 8上側の袖を袖付で折り返して身頃に重ね、片山、袖山をきちんと重ねる。手アイロンをあてる。
⑨えり先のところで、ゆかたの身丈を半分に折り、背縫いをそろえる。収納スペースによっては裾から三つ折りにしてもよい。
  1. 9えり先のところで、ゆかたの身丈を半分に折り、背縫いをそろえる。収納スペースによっては裾から三つ折りにしてもよい。
⑩袖と見頃を一緒に持ち、下側の袖を向こう側に折って、下に入れる。袖にしわが付きやすいので気をつけて。 出来上がり!
  1. 10袖と見頃を一緒に持ち、下側の袖を向こう側に折って、下に入れる。袖にしわが付きやすいので気をつけて。
    出来上がり!

教えてくれた人

安田 多賀子

  • 着物・礼法研究家

プロフィール

京都で着付け技術を学び、1978年にきもの学院を創立。着物文化や礼儀作法の継承を目指し、講演や執筆活動も行う。「きもの親善大使」として世界各地を訪問するなど日本の伝統文化の紹介に努める。