伝説のLIFE!(キング・オブ・イカ) #modal2 呪われたLIFE! 秘密のLIFE! LIFE!(生命)の進化 恐怖のLIFE! 深海のLIFE! 街はLIFE! 真夜中のLIFE! 8未来への切符拝見 8未来への切符拝見 地下のLIFE! 座れるLIFE! 座れるLIFE! This Is The LIFE! 大自然のLIFE! 大自然のLIFE! 大自然のLIFE!

キャストたちがコントを振り返って談笑する“トーク”の時間は、番組の人気のコーナー。その背景に立てられているセットが気になっている方も多いのでは?
このトークセットは、“飛び出す絵本”がテーマ。「LIFE!」の人気コントがこの1冊に凝縮されたイメージです。
セット全体を巨大な本に見立て、開かれたページのコマには、キャラクターたちが織りなすさまざまなストーリーが展開。本全体が「LIFE=人生、生命、営み」というテーマを持ち、左のコマから右のコマへ、過去、現在、未来の時間軸の中で多様なLIFEを表現しています。
特に目を引くのが、ダイオウイカのオブジェ。本をぶち破って表に出てくる迫力の姿は、従来のコントにとらわれず、さまざまな「笑い」の形を発信し続けていこうという番組の思いでもあります。
遊び心満載のセットを、1コマ1コマじっくり見てお楽しみください!

謎のクリエイティブチーム「cekai」に所属し、領域にとらわれることなく音楽や映像のディレクション、 制作を手がける。自身が作曲、演奏するなど、活動の幅は多岐に渡り、お騒がせロックバンド「快速東京」ボーカルとしても元気に活動している。

ダイナミックに絵本のセットをぶち破って出てくるダイオウイカ。この破壊の果てにあるものは一体!?このイカは、実際のダイオウイカをモデルにしたのではなく、イカ大王のコスチュームをイメージしてデザインしています。ボリューム感のある足はリアルな動きを追求していますが、グロテスクになりすぎないようにポップな色で着色。潜水服の塚地さんの恐怖顔にも注目!

イカの足先

キャストが座るベンチの下をもぐり、手前に出ているイカの足先。そのまわりを囲むように、水面に渦が広がっています。この波紋、よく見ると「人生」の名言の文章で描かれていて、まるでLIFEが湧き出る泉からイカが登場するかのようなシーンになっています。

破れたページの奥に無限に広がる宇宙空間。コマの奥にはミステリアスな古代エジプトのピラミッドと太陽&月。「鉄仮面を取ることができない」というテツオが背負った運命は、ピラミッドの謎や、未だ解明できていない宇宙の謎と同じかそれ以上に、実はとてつもなく大きなスケールの呪いなのかもしれません。テツオの呪われた運命をあざ笑うかのように飛び回るアダムスキー型のUFOは、隣の宇宙人総理のコマから飛んできてしまったUFOで、これもまた、謎を深めるばかりです。

総理の正体は宇宙人。そして彼は秘密の野望を持っています。幾重にも重なる総理の姿や、地球を抱え眼から光線を出そうとしている姿は宇宙人総理の秘密を表現しています。そして総理を取り囲む人差し指は、国会の答弁でヤジる野党議員たちのもの。 このコマ、総理の顔を斜めから見ると、実は幾重にも重なっているのがわかります。これは昔のSF映画の残像表現をアナログな手法で演出したものです。これによって宇宙人総理がただものではないという雰囲気が演出されています。

人類の進化の先は三津谷寛治なのか!? ダーウィンへのオマージュとも受け取れるこのコマは、まさにLIFEの誕生から人類の進化を見せています。紀元前のマンモスや恐竜、飛行船ツェッペリン伯号、大都市の高層ビル群、日本の象徴・富士山、NHK放送センターなど、さまざまな時代の文明がギュッと1コマに凝縮され、独特なジャポニズムと「LIFE!」感を出しています。
特にいい味を出しているのが、浮世絵風に描かれた富士山。上段中央の妖怪どうしたろうかしゃんのコマとタッチを合わせています。

コントの途中の解説シーンでも見られる、妖怪どうしたろうかしゃんの妖怪画をメインに、星野さんも登場。バックの海は浮世絵風のタッチで描かれています。一見、恐怖におののいているのは星野さんですが、よくよく見ると、どうやって恐がらせたらいいのかわからない、どうしたろうかしゃんの表情にも恐怖の色が見て取れます。

中央のダイオウイカの足がこのコマまで伸びて、女マンを捕獲! 後ろにはイカ大王のコントに出てくる潜水艦が横たわっています。この深海において、女マンは招かれざる客なのか…。
中央上段の妖怪どうしたろうかしゃんのコマが海の上なら、深い深い海の底でもこんなドラマが繰り広げられているのです。

現在の都会をイメージして上空から見下ろしたジオラマです。中央には 「LIFE!」ロゴの高層ビル。東京タワー、気球、飛行機など、人々が夢見て叶えてきた近代文明の象徴が並びます。隣のカッツ・アイのコマと共通して東京タワーがあることから、同じ街だということがわかります。この都会の俯瞰(ふかん)図の中には、いったいどれだけのLIFEがうごめいているのでしょう。
このジオラマのどこかにダイオウイカがこっそり隠れています。
さぁ、どこでしょうか!?

隣のジオラマが都会の「表の顔」だとすると、こちらのきらびやかな夜は「裏の顔」。金や欲がうごめくネオンの夜にさっそうと現れるカッツ・アイが、なまめかしい脚だけで表現された1コマです。積まれたコイン、監視カメラ、巨大な宝石などが、何かが起こりそうなスリルな夜の匂いを醸し出しています。

プラス車掌がたたずむのは、未来都市。高層タワーや空中庭園の合間を縫って縦横無尽に走る列車が、秩序がありそうでない世界を暗示しています。実はこのプラス車掌、帽子、顔、シャツ、スーツがパーツに分かれていて、組み合わせることで立体感が出るように作られているため、奥行きのある背景に負けない存在感があります。

列車は懐かしのデザイン

プラス車掌の列車は、コントの車両内の設定を元にデザインされました。都会のジオラマのコマの上にも走っています。

上段の華やかな街の地下深くには、不気味な生き物や残骸、過去の遺物などが混在する世界=アンダーグラウンドが存在します。ここを安住の地とし、ほほえむのが、“モグラに育てられた男”土橋(どばし)。どこまで続いているのかわからない真っ暗な地下トンネルがいくつもの地層で表され、ミミズやモグラ、恐竜の骨、木の根、さびついた「LIFE!」のロゴ、水晶などが、お互いを気に留めることもなく埋もれています。唯一地上とのつながりを感じさせるのが、後ろを横切る列車。地上に暮らしている者には感じられない、膨大な地球時間の中でひっそりと命の連鎖が行われていること、それがこれからも続いていくことに気づかされる1コマです。

キャストたちが座るベンチは、実は「LIFE!」のロゴの形をしています。本のページのデザインに揃えることで、キャストも本のセットの中にいるように見せる役割もあります。

ご存知、「LIFE!」のロゴ! 番組の顔! 断面はページが何枚も重なっていて、奥行きのある作りになっています。

ページ全体に書かれているこの英文は、LIFEという言葉にまつわる名言、格言を集めたもの。少し黄ばんだ紙に筆記体で書かれた手書きの書体が、アンティークの洋書っぽさを醸し出しています。

一見するとふつうの大木ですが、これは樹木の守護神。目覚ましい科学の発達・文明の進化を遂げてきた人間社会ですが、地球の長い歴史から見るとちっぽけなもの。不思議なパワーを秘めた守護神は、どんなに科学が発達してもかなわない、自然の偉大さの象徴なのかもしれません。
よ〜く見ると顔があるので、目を凝らして見てください。