バックナンバーバックナンバーをみる

これまでの放送 6月25日(土)の放送

楽器特集 ファゴット~ 低音の逆襲~
「暗くて地味」「目立たない」「コミカル」など、
「カッコイイ」とは言いがたいファゴットのイメージ。
そこで、今日は、ファゴットの「イケメン化計画」。
トップ・ファゴット・プレイヤーがスタジオに集結。
ファゴットの魅力を、熱いトークと、
すばらしい演奏で余すことなく伝えます。
あなたのファゴットのイメージが180度変わる!
楽器特集
ファゴット~ 低音の逆襲~
「暗くて地味」「目立たない」「コミカル」など、「カッコイイ」とは言いがたいファゴットのイメージ。
そこで、今日は、ファゴットの「イケメン化計画」。トップ・ファゴット・プレイヤーがスタジオに集結。ファゴットの魅力を、熱いトークと、すばらしい演奏で余すことなく伝えます。
あなたのファゴットのイメージが180度変わる!

オーケストラの中のファゴット

オーケストラの中のファゴット

 壮大な響きを作り出すオーケストラ。ファゴットは、木管楽器のグループで、一番低い音を担当しています。オーケストラの壮大な響きを低音で支える、まさに、縁の下の力持ち。ファゴットの役割を具体的にふたつあげるとすれば、「ハーモニーをつくる」ことと、「主役を引き立てる」こと。主役のメロディーを支え、からみつつも、決して出しゃばること無く、名脇役ぶりを発揮します。こうした役割によって、オーケストラ全体の響きに豊かさをあたえ、色合いやニュアンスをつけるという大切な仕事をするのです。
 さらにファゴットの特徴は、3オクターブ以上ある広い音域と表現力。低く暗い音で重々しい雰囲気を表現、歯切れのよいおどけた音色でコミカルさを表現、そして高音の音色は、人の悲しみ苦しみまでも表現できる、そんな特色を生かしたソロもあるのです。

守り続けた音

 ファゴットの歴史は古く、祖先と言われている楽器は16世紀の中頃には存在していたドゥルツィアンです。長い管が2つに折れ曲がり、細い吹き口がついているのは現在のファゴットと同じです。さらに、素朴で暖かみのある音の特徴も変わっていないのです。それは、ファゴットに他の楽器にはない秘密があるからです。
 低い音を得るためには、楽器は長く大きくなります。すると指で押さえる穴と穴の間隔も離れ、指で直接押さえることが出来なくなります。そこで、斜めに穴を開けて指が届く範囲に穴を集めたのです。この斜めに開いた穴が、ファゴットらしい音を生み出す秘密です。
 19世紀に入り、金属製にして真っ直ぐな穴にするなどの改良も試みられましたが、失敗。あの独特な音色が失われてしまったのです。そこで木製に戻り、斜めの穴を残し、ファゴットは、その音色を守ったのです。

ゲスト

ほれました

ほれました

マキタスポーツ(ミュージシャン・俳優) マキタスポーツ(ミュージシャン・俳優)

マキタスポーツ(ミュージシャン・俳優)

profile

音楽 文学そして俳優として幅広いジャンルで
表現者として活躍中

楽曲情報

「テイク・ファイブ」
ポール・デスモンド
アレシャンドレ・シルベイオ
協奏曲「フェニックス」から第1楽章
ミシェル・コレット
「テイク・ファイブ」
ポール・デスモンド
アレシャンドレ・シルベイオ
協奏曲「フェニックス」から第1楽章
ミシェル・コレット
水谷上総(NHK交響楽団 首席ファゴット奏者)
吉田 將(読売日本交響楽団 首席ファゴット奏者)
岡本正之(東京都交響楽団 首席ファゴット奏者)
長 哲也(東京都交響楽団 首席ファゴット奏者)

Page Top