2018年05月14日 (月)

町の書店の新たな挑戦

リポーターの猪崎由華です。

先日の放送で 「町の本屋さん」の話題をお伝えしました。

 

電子書籍の売り上げが伸びたことや、

インターネットで本を買う人が増えたことから、

近頃、本屋さんの本が売れなくなってきています。

 

京都府内の書店組合に加盟している本屋は

この30年ほどで3分の1以下になりました。

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そこで、町の書店では本を手にとってもらおう

生き残りをかけて、さまざまな工夫をしているんです!

ひとつめにご紹介したのは、客層を絞り込んだ本屋さん

三条大橋から歩いて1分の場所にあります。

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本棚には観光客を意識したラインナップの本が並んでいます。

ガイドブックや京都にまつわる本、

さらに旅の間も持ち運びやすく、気軽に読める本も。

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客の6~7割は観光客で占めていて、

取材した日は、横浜から来たという観光客の方がいました!

 

 

続いてご紹介したのは「わくわくする体験」を

きっかけにしようとしている本屋さん

京都 左京区にあります。

店の中にはおみくじが置いてありました!

引いてみると、店頭に並んでいる本の中から抜粋された

一節と本のタイトルが書かれています。

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おみくじに書かれている本を探し出すことで、

思いがけない本との出会いを楽しめるんです。

 

その他、タイトルを伏せて、

テーマに沿った本をセット販売しています。

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本選びのヒントになると好評です!

 

 

最後は「起死回生」をかけて戦う、

京都 南区にある本屋さんです。

夜になると店の前にちょうちんがぶら下がり、居酒屋に変身!

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雑誌のラックの下にはお酒のメニューが。

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店主の遠藤宗男さんの親の代から80年続いているこの書店。

平成に入り、本の売り上げがどんどん落ち込みました。

そこで、とにかく書店を守りたいと店を改装し、

居酒屋をはじめました。

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(居酒屋は友人からのアドバイス。

あなたは立ち読み派?立ち飲み派?」というジョークで、

はじめは立ち飲みスタイルから始まったそう。)

 

本棚なども撤去したため、いまは配達が中心の書店ですが、

居酒屋をはじめて3年経ったいま、

飲みに来たついでに本を買って帰る人もでてきました。

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店の売り上げの減少はなんとか食い止めたものの、

本の売り上げは全体のおよそ4割。

まだまだ厳しい状況が続いていますが、

店主の遠藤さんは「居酒屋で経営を支えつつも、

これからも本屋であることにこだわり続けて、

少しでも多くの本を置きたい」と話していました。

投稿者:猪崎由華 | 投稿時間:16:24 | カテゴリ:京これ! | 固定リンク

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