2018年04月13日 (金)

『京これ!』金銀キラキラ 輝きで生産地を守れ!

リポーターの猪崎由華です。

 

今回、京これ!でご紹介したのは西陣織の帯などで使われている

キラキラ輝く糸「金銀糸」です。

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実は金銀糸は、全国のおよそ8割を、城陽市などの山城地域で作っているんです。

100年以上続く金銀糸の伝統は、城陽市の産業として発展してきました。

城陽市では幅81mmのフィルムを400本に切り、

0.1mm(人の髪の毛ほどの細さ!)にできる技術があるんです!

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細ければ細いほど、反射が複雑になって、上品な輝きを放ちます。

高い技術がある城陽ですが、バブル崩壊後、

着物などの高級品の売上が落ちるとともに

昭和60年に城陽市におよそ90あった金銀糸工場は3分の1に減りました。

 

伝統の金銀糸づくりを将来に伝えるために、

若手を中心とした金銀糸生産者たちが立ち上がり、協議会を作りました。

これまでのように生産するだけでなく、

一般消費者に向けた金銀糸を生かした商品を、去年12月作りました。

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かばんポーチ宝くじを入れるケース犬のリードなど全60種類。

犬のリードは、同じく伝統産業である宇治のくみひも工房と商品化しました。

 

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材料は、特に強度のある糸、さらにその中から屋外で輝きを増す糸を厳選。

そして同じく伝統産業の組みひもの技術も生かされているんです!

何千種類の組み方がある中から、より強度が高く、

立体的で厚みがある組み方で作っています。

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このように、それぞれのグッズに適した強さと輝きの金銀糸を使っています。

生産者として金銀糸を知り尽くしているからこそできたことですね。

 

これまでデパートのフェアで販売されていたこのグッズは、

5月からはインターネット販売も予定しているということです。

 

さらにいろんな人に金銀糸を知ってもらえる機会になりそうですね。

 

協議会の理事 木村泰久さん

「伝統を残すために、わかりにくいものはポップに変えながら、

伝統を続けていって、いまの伝統の未来を作っていきたい」

と、おっしゃっていました。

 

取材にご協力いただいた「京山城燦彩糸協議会」は城陽商工会議所内にあります。

 

 

★金銀糸に関するお問い合わせ先

城陽商工会議所 0774-52-6866

投稿者:猪崎由華 | 投稿時間:14:59 | カテゴリ:京これ! | 固定リンク

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