2017年09月25日 (月)

『京これ!』伝統のアユの"やな漁"を体験

9月の一ヶ月間だけ体験できる、アユの「やな漁」をご紹介しました。

yana5.jpgのサムネイル画像

夏、アユは川の上流で暮らしますが、秋になると産卵のために下流へと下ります。
そこを、川の中に設置した「やな」と呼ばれるすのこ状の台に打ちあがらせ、取る仕組みです。

yana1.jpg

やな漁が行われているのは、京都府北部の綾部市山家地区

地区を流れる由良川にやなを仕掛けます。

この辺りは急流が多く昔から質の良いアユが取れ、江戸時代後期からやな漁が行われてきましたが、

昭和28年、大きな台風でやなが流されてしまいます。

その後、過疎や食生活の変化もあってそのまま途絶えてしまっていました。

そして平成4年、地域に伝わってきた文化を繋げていきたいと、

地域の有志が集まって「あやべ山家 観光やな漁保存会」を発足させ、やな漁を復活させたんです。

一般の人も気軽にやな漁を体験できるようになっています。

 

取材に伺った日は、地元の中学生が「ふるさと学習」に訪れました。

yana2.jpg

残念ながらこの日は川の水量が少なく、アユはかかりませんでした。

雨の後の、水量が多くにごっている時のほうが取れやすいのだそうです。

あらかじめ取り置いたアユを投げ入れたり、つかみ取りをしたりして漁を体験しました。

地元でもアユに触れたことのない中学生も多く、最初はみなこわごわ触っていましたが、

最後は夢中になって追いかけていました。


アユの力強い生命力や、恵みをもたらす由良川のありがたみを改めて感じたようでした。

yana4.jpg

保存会会長の木下泰洋さんは、

「体験をすることで魚や川に愛着を持ってほしい。やな漁を引き継ぎ、若い世代に伝えていきたい」

と話していました。

yana3.jpg

投稿者:山内美和 | 投稿時間:19:49 | カテゴリ:京これ! | 固定リンク

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