2019年08月23日 (金)

特別なひとときでした【小林千恵】

みなさん、こんにちは。

京都の夏も終わろうとしています。

先日それを実感するひとときがありました。

8月16日・・・そう、「京都五山送り火」です。

わたしは当日、BSプレミアムの番組

『生中継!京都五山送り火』を担当し、

特別な時間を過ごすことができました。

okuribi-kimono.jpg

 

今、みなさんは当然

送り火の写真を期待されましたよね。

すみません、点火されている間は

番組放送中でしたので写真はありません~。

 

その代わり・・・にはならないですが、

当日、衣装として着させてもらった着物姿を

アップさせていただきました。

淡い黄色にホタルをイメージした柄。

そして帯の真ん中をよくご覧下さい。

鮎が泳いでいるんですよ!

後ろにも、ほら!

okuribi-ayuobi.jpg

 

季節を感じさせる素敵な衣装でした。

髪飾りは・・・

okuribi-kamigata.jpg

「五山」にちなんで、5輪の花です!

 

京都の方たちにとって特別な一夜を、

特別な装いで過ごすことができ、幸せでした。

 

肝心な送り火については・・・

今回番組を通して、

各山の保存会や関係者の方々が

1年を通して準備をされていること。

伝統を「守る」ために、

変えるべきところは変えていること。

送り火を「待つ」側の人たちも

代々守り継いでいるものがあること。

・・・など、

点火の瞬間だけでなく、そこに至るまでの間にも

様々な思いがあることを知ることができました。

 

それを踏まえて迎えた、最初の点火の午後8時。

特設セットを組ませていただいた

同志社大学屋上の絶景ポイントから、

大文字を見つめ、

徐々に「大」の文字がはっきりと見えて来た時、

とにかく胸が熱くなりました。

 

お盆にあの世から帰って来ていた

ご先祖様の霊が再びあの世に帰る日。

道に迷わないように灯す、五山の送り火。

大切な人を思いながら、

またそれを守る京都の方たちに思いをはせながら

最後の消えゆく瞬間まで、

特別なひとときを堪能しました。

 

京都の方は、送り火が終わると

「夏も終わりだなぁ~」と思うそうです。

子どもたちは「宿題しなくちゃ!」と焦るとか(笑)

 

私もそんな風に、京都の伝統文化の中で

季節の移ろいを感じていきたいです。


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