2018年05月25日 (金)

朗読いろいろ【丹沢研二】

今月19日(土)、NHK京都放送局で「第9回 京の朗読会」を開催しました。

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入江アナウンサー岩槻アナウンサー丹沢の3人で、

司馬遼太郎の短編『胡桃に酒』を抜粋して朗読しました。

戦国時代から安土桃山時代にかけて生きた細川ガラシャの物語です。

今回の朗読会にも500人近い方が参加して下さいました。ありがとうございました。

 

『胡桃に酒』の朗読は、ラジオでも放送する予定です。

6月29日(金)深夜「京都発ラジオ深夜便(ラジオ第1・FM)」

日付としては30日(土)午前1時台です。

興味のある方はどうぞお聴きください!

 

そして6月にはもう一つ、私の朗読を放送します。

作品は、太宰治の『姥捨』。

太宰が実際に起こした心中未遂事件をモデルにした作品です。

死に臨む男と女の、時に悲しく、時にコミカルなやりとりが魅力です。

 

私が『姥捨』に出会ったのは、朗読を始めたばかりの大学時代。

それまで太宰治の作品はあまり読むこともなかったのですが、

声に出してみると、文章のリズムや登場人物の心理描写が素晴らしく、

「太宰治って、なんて文章がうまいんだ…!」と震えたのを覚えています。

 

番組はこちらも『ラジオ深夜便(ラジオ第1・FM)』で、

6月17日(日)深夜、日付としては18日(月)午前1時台です。

 

放送日が6月19日の「桜桃忌」太宰治の誕生日かつ遺体発見日)に近いことから、

「太宰作品を読むなら今だ!」と思い、この作品を選びました。

 

朗読の収録はもう終わったのですが、もう脳みそがしびれました。

映像がなく、声のみで表現する朗読。

地の文登場人物のセリフ心の声など、めまぐるしく立ち位置を変えながら、

一つの作品世界を作っていかなければなりません。

力のある文章だけに、朗読するにも凄いエネルギーを使います。

 

今回は、朗読経験の豊富な大阪放送局の阿部陽子アナウンサーが指導役になって下さいました。

収録を終えてへろへろな私に「面白かったねー!」と一言。

そうなんです。面白いんです。疲れるけど朗読は面白いんです。

 

この名作の魅力の核に、どこまで迫れたか。

こちらの朗読も、多くの方に聴いていただければ幸いです。


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