2018年08月12日 (日)

祇園祭を彩る"静と動" 【京都市】

荒山沙織 7月13日(金)放送 

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記録的な猛暑にも負けず、

今年も7月の1ヵ月間行われた祇園祭

スタジオに檜扇を飾り、浴衣姿でご紹介したのは、

祇園祭を彩る“”、2つのみどころです。

 

まずは、“静”かに楽しむ祇園祭。

祭を題材にした染色の展覧会です。

山鉾が多く立ち並ぶ室町通は、もともと繊維のまち。

染色家たちで祇園祭を盛り上げようと始まり、

今年で10回目でした。

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案内をしてくださったのは、

自らも作品を手がける染色家の内藤英治さん

今年の題材に選んだのは、後祭の橋弁慶山です。

藍染めで、夜の決闘のシーンを表現されました。

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(2人で弁慶と牛若丸ポーズ!)

内藤さんは、祇園祭の期間、

毎年色々な山や鉾に出かけてスケッチをし、

作品にする題材を集めています。

橋弁慶山は、一昨年から何度も描いているうちに、

特に弁慶に愛着がわいてきて、

「自分と顔が似てきたかもしれないなぁ」と、

お茶目な人柄がにじみ出ていました♪

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つづいては、心“動”かされる踊り。

綾傘鉾伝統の棒振り囃子の練習にお邪魔しました。

厄払いのために披露される棒振り囃子。

巡行では、棒振り役と太鼓の2人は、“神の化身”として、

顔も頭も隠して、わずかな視界の中で臨みます。

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だからこそ、必要なのは“阿吽(あうん)の呼吸”

息の合った太鼓のリズムに合わせて、棒振りが舞う。

笛や鉦(かね)のお囃子も、みんなが心を一つに奏でていました。

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綾傘鉾の伝統は、そうしたお互いへの思いやりの心が支えてきた。

取材をさせてもらって、私が一番強く感じたことです。

 

宵山期間は、浴衣姿で…

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巡行では、衣装を着て、棒振りが披露されました。

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この猛暑のなか、顔を覆っての巡行は、

想像するだけで頭がくらくらしますよね。

そんなみなさんは、どうやって水分補給をされているのか…

偶然にも、私、去年の巡行で、カメラに収めていました!

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顔の覆いは外さずに、目の下に開いた隙間から

ストローを通して補給していらっしゃるんです。

こうした細かなところまで…

伝統を守り続けるみなさんのご苦労を感じました。

 

 

私にとって、京都局に来て2回目の祇園祭。

嬉しい再会もありました。

前祭では、

去年中継をさせていただいた占出山のみなさん。

占出山といえば、安産

おかげさまで、今年の3月に

姪っ子が無事に産まれましたとご報告をすると、

みなさん優しい笑顔で喜んでくださいました。

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そして、この夏から産休に入った同僚に、

占出山の手ぬぐいをプレゼント。

職場のみんなで、

「元気に産まれてきてくれますように」と願いを込めました。

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後祭では、去年曳き初めを体験取材させていただいた、

北観音山のみなさんと。

山建てがちょうど終わったタイミングでお邪魔したのですが、

みなさんのすがすがしい表情が、とっても印象的でした。

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毎年取材を通して、祇園祭に携わるみなさん一人一人の

思いの強さに胸を打たれます。

そんな思いに来年も

もっともっと奥深く迫っていけますように…。

今年もみなさん本当にお疲れ様でした。

 

おまけ

今年の前祭で山一番となった蟷螂山

カマキリが運んできてくれる人気のおみくじを引いたところ…

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なんと!大吉!!

にっこり笑うカマキリの絵にもほっこり。

とっても嬉しい瞬間でした♪


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