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【京のええとこ】与謝野町 自転車で秋を満喫
京のええとこ連れてって
大森華子(リポーター)
2022年11月04日 (金)
2022年11月4日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)
放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!
さっそく見つけたのは、レトロな建物。
昔の役場を現在は観光協会として活用しています。
観光協会では電動アシスト付き自転車を貸し出しています。
与謝野町には全長12kmに及ぶ、サイクリングロードが通っており、いろいろな景色が楽しめます。
与謝野町には、丹後ちりめんや、鉱山で採れたニッケルを運ぶため、昭和60年まで鉄道が走っていました。
旧駅舎を使い、保存会の方々がゆかりの品を展示しています。
鉄道と自転車道、つながりがあるんです。
自転車道は、廃線の跡地を利用してできています。
一部区間では線路のような舗装になっており、SLに乗った気分でサイクリングを楽しめます。
自転車道の近くには、古墳公園や古い町並みが残り、絶景を楽しむことができます。
チタンを使って自転車を作っていると聞き、工房へおじゃましました。
溶接の大会で京都府一位を10回もとったことのある金属加工のスペシャリスト。
競技用の自転車はカーボンを使うことが多いのですが、小西さんが作る自転車はチタン。
他にはない乗り味と丈夫さを兼ね備えているそうなんです。
「中途半端に作るんじゃなくて、日本のトップレベルまで行きたい。やり出すと、追求してしまう。」
と小西さんは言います。
小西さんは完全オーダーメードで乗り手の体格や、レース用、長距離用など使いかたに合わせて、自転車を作っています。
プロの選手が何人も小西さんの自転車を使っているそうです。
私も乗らせてもらいました!
驚いたのは、その軽さ!見た目よりもはるかに軽く、わたしでも簡単に持ち上がります。
気になる乗り味ですが、ひとこぎするだけで、どんどん自転車が進みます。
与謝野町で自転車を作り続ける小西さん。
「ここでちょっと変わった自転車を作り続けることで、色んな人に与謝野町に来てもらい、いいところだと知ってほしい。与謝野町を盛り上げる、ちょっと変わった人になりたい」といいます。
与謝野町、自転車好きの人はぜひ行ってみてください。