NHK釧路放送局 blog

    • 2018年07月13日 (金)

    「浜中町の霧の恵みを堪能!?」

日本各地で暑い日が続いていますね。
釧路はまだ朝晩は寒く、上着が手放せません。

ほっとニュース北海道で地域の自慢を紹介するコーナー・「JIMOTO自慢」
13日(金)の放送は私が担当します!

今回、私が紹介するのはわが故郷・浜中町の「霧」です。
霧というと何かとやっかいに思われがちですが、実は!
浜中町ではとっても重要な役割を果たしている存在なんです!

1つは浜中町特産の牛乳!
高級アイスクリームの原料に使われていると有名ですが、
その理由を皆さんご存じですか?
そこには「霧」が大きく関わっています。

もともと牛は、暑さに弱い動物なんです。
でも浜中町は太平洋に面した町のため、
夏の暑い日には海からの霧が流れ込んできます。
そのため空気が冷やされて、8月の平均気温は17度前後なんです!

夏は牛も人間と同じように、暑さで食欲が落ちてしまうところですが、
霧で涼しい環境が作られるので、たくさん牧草を食べて
良質な牛乳を作ってくれるんです!

20180713_01.jpg
2つ目は「お花」です!
浜中町にはラムサール条約に登録されている“霧多布湿原”があり、
別名「花の湿原」ともいわれています。
その花に「霧」が関わっているんです。

霧多布湿原の花といえばオレンジ色の「エゾカンゾウ」が有名ですが
実はこの花、標高が1000m以上の場所に咲く高山植物なんです。
なぜ高山植物が平地に自生するのか、
それは「霧」が高山と同じ環境を作ってくれているからなんです。
霧多布湿原には6月から秋口まで色とりどりの高山植物が自生するため、
花の湿原と呼ばれています。
エゾカンゾウの見頃はもう過ぎてしまいましたが、
このあと咲く花もあるということで、8月末まで花を楽しめそうです。

20180713_02.jpg


最後は霧が作り出す風景です。
気象条件がそろわないと見られないその風景は、とても貴重です。
早朝、海の近くにある霧多布湿原に海霧が流れ込み、
高台から見下ろすと、まるで雲海を見ているような風景が広がります。

ですが、ロケをした日は町全体が霧に包まれてしまい、
その風景を見ることはできませんでした・・・。
放送では浜中町在住の写真家・大坪俊裕さんが撮影した
幻想的な風景をご紹介します。

20180713_03.JPG※私が撮影した写真です。

霧は町の観光資源を支える大黒柱だったんです!
改めて自分の故郷はすごいなと感じました。

道内にお住まいの方は是非放送をご覧ください!
放送は13日(金)、午後6時10分からの「ほっとニュース北海道」です♪
放送後1週間は、札幌放送局のホームページでも見ることができます。