NHK釧路放送局 blog

いまNHK釧路放送局1階ギャラリーで、
釧路市在住のアマチュア写真家の作品展が開かれています。

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根室市出身の渡辺健三(わたなべ けんぞう)さん、82歳。
16歳の頃、おじさんに譲ってもらったカメラで、
道東の自然や、町並みを撮り続けて来ました。

60年以上にわたって撮りためた写真のうち、展示されているのは30点ほど。すべてモノクロです。
モノクロにこだわるのは白と黒のコントラストに魅力を感じているからだと言います。

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これは、昭和28年に撮影された「NHK釧路放送局」。
高い鉄塔と市内にはあまり無かった“瓦屋根”の建物が珍しくて撮影したそうです。

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昭和51年の写真道展で文部大臣賞を受賞した3枚の組写真「カモメ」。
厚岸湾で撮影されました。
カモメを印象付けるために背景の空や海をあえて黒にしました。

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家具職人をしていた渡辺さんは額縁も手作りです。
額をゲートのようにして…タイトルは「立入禁止」
遊び心もあるんですね。

会場には現像の道具や、使い続けたカメラも展示されています。
渡辺さんは退職した60歳の頃から写真展をたびたび開いてきましたが、
近く釧路を離れることになり、これが最後の個展になりました。
「フィルムからの白黒写真を今の若い人たちに見てもらいたい。
最初から最後まで自分の手で作品を作ることができる白黒写真を、
60年以上一筋でやってきてよかった。」と、おっしゃっていました。

渡辺健三モノクロ写真展「さようなら暗室」は
今月9日(日)までNHK釧路放送局1階ギャラリーで開かれています。

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☆NHK釧路放送局では「釧路・根室地方の文化の発展に少しでもお役に立ちたい」ということで
1階ロビーにギャラリー(およそ42㎡)を設置し、多くの方にご利用いただいております。
趣味のサークルや日頃の活動などの作品発表や展示の場として、お気軽にご利用ください。
使用料は無料です。
詳しくは…
http://www.nhk.or.jp/kushiro/station_info/gallery/index.html