1.熊本ではどのような地震がおこりうるのか? |
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≪日本の活断層≫ 日本には2000もの活断層が存在し、世界の10%が集中しています。 更に4枚のプレートが入り組んでいて、地震の巣ともいえる状態。 |
![]() 日本の主要な活断層の図 |
≪熊本の活断層≫ 熊本では、プレート境界型の地震の可能性は低いものの、内陸に活断層が存在しています。 その中でも最も大きな地震を起こすと考えられているのが、布田川・日奈久断層です。 南阿蘇村から御船町までを東西に貫く布田川断層と、そこから八代平野へ南に縦断し、海に至る日奈久断層。全長は101q。 30年以内に大規模な地震を起こす可能性は最大で6%。(阪神淡路大震災を引き起こした断層は7%の予測でした) 中部と南部が連動すれば、マグニチュード8の地震が起こる可能性があると推測されています。 |
![]() 布田川日奈久(ふたがわひなぐ)断層 |
≪地盤で変わる揺れ方≫ 昔の河川の氾濫で平野に砂がたまった場所・沖積平野は地盤が弱く揺れが増幅されます。 断層の西側、人口が集中している市の中心部から南にかけてが沖積平野です。 高い震度が予想されています。 |
![]() 震度分布図 |
熊本県には確認されていない活断層がたくさんあると考えられています。また地盤によって揺れ方は変わります。 いつどこで地震が起きてもおかしくないと考えて備えることが大切です。 |