再検討の求めの文書は存在せず開示することができない。
NHKでは、数理計算上の差異のうち、年金資産の期待運用収益と実際の運用成果との差異等の金額4,962,624千円については23年度末に認識しているが、数理計算に用いた見積数値と実績との差異の金額9,414,874千円については24年度に認識しており、いずれも24年度より16年間で費用処理をしている。
当該視聴者が算出した23年度発生分の費用処理額310,164千円については、23年度末で認識している23年度発生分の数理計算上の差異の金額4,962,624千円より算出していると推測されるが、ここにはNHKが24年度に認識している23年度発生分の数理計算上の差異の金額9,414,874千円が含まれていない。当該金額9,414,874千円を16(年間)で除した金額が当該視聴者の指摘する「差額」588,429千円に当たるものである。 |