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情報公開の実施状況

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答申第436号

平成26年9月25日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第454号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、「 ① (NHKがNHK交響楽団に対して助成している14億円について)当該楽団の決算書では寄附金計上しているが、NHKは『寄附金』ではなく『助成金』としています。寄附金と助成金との違いが分かる内部文書、② 定期演奏会等の委託業務に関する支払金額が分かる内部情報、③ 定期演奏会等の出演契約を当該楽団ではなく、NHKグループの子会社等を経由している場合、当該契約先等が分かる内部文書」について開示の求めがあった。
 NHKは、開示の求めの文書がいずれも存在しないため開示することができないとした。
 これに対して、視聴者から再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 開示の求めの文書は、いずれも存在せず開示することができない。
 なお、NHK交響楽団の収支予算書及び財務諸表では、NHKからの助成金を「受取交付金」と記載している。また、定期演奏会はNHK交響楽団の事業であって、NHKがNHK交響楽団及び子会社等に委託した業務ではない。


3. 審議委員会の判断
 

 開示の求めの文書はいずれも存在しないと認められ、不開示としたNHKの取り扱いは妥当である。


4. 審議の経過
 
平成26年 9月12日 (第200回審議委員会) 第454号諮問、審議
  9月25日 (第201回審議委員会) 審議、答申

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