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答申第377号

平成26年4月11日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第387号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、「24年3月末(もしくはその直近日)、25年3月末(もしくはその直近日)における雇用形態別従事者(職員、雇用型契約職員、委託型契約職員、嘱託、専門委員、関連団体からの出向者)数が分かる内部文書」の開示の求めがあった。
 NHKは、24年3月末における職員及び関連団体からの出向者の各人数は開示したが、24年3月末における雇用型契約職員、委託型契約職員、嘱託、専門委員の各人数及び25年3月末の雇用形態別従事者数については集計した文書が存在しないため開示することができないとした。
 これに対して、視聴者から再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 再検討の求めの文書のうち、25年3月末における職員及び関連団体からの出向者の各人数にかかる文書は、後日集計したので、これを開示することとする。雇用型契約職員及び嘱託の各人数については3月末では集計していないため、また、委託型契約職員及び専門委員はフルタイム換算しており人数としては集計していないため、いずれも文書が存在せず開示することができない。


3. 審議委員会の判断
 

 NHKが、再検討の求めの文書のうち25年3月末における職員及び関連団体からの出向者の各人数にかかる文書を開示することとしたこと、24年3月末、25年3月末における雇用型契約職員、委託型契約職員、嘱託及び専門委員の各人数にかかる文書は存在しないため不開示としたことの、いずれの判断も妥当である。


4. 審議の経過
 
平成26年 3月12日 (第189回審議委員会) 第387号諮問、審議
  3月27日 (第190回審議委員会) 審議
  4月11日 (第191回審議委員会) 審議、答申

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