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答申第12号 平成16年10月14日
NHK情報公開審議委員会の諮問第13号に対する意見

1. 審議委員会の結論
   沖縄新放送会館の鉄塔でやり取りする送受信、アンテナ、電力及び伝送ルートのわかる説明文の開示の求めに対し、NHKが文書不存在を理由に不開示としたことは、結論において妥当である。

2. 再検討の求めに係る経緯
   沖縄新放送会館の鉄塔でやり取りする送受信、アンテナ、電力及び伝送ルートのわかる説明文すべてについての開示の求めに対し、NHKは、現時点で送受信、アンテナ、電力及び伝送ルートは検討中であり、文書が存在しないとの理由で不開示とした。
 この判断に対し、開示の求めを行った視聴者から、再検討の求めが出された。

3.

不開示としたNHKの見解の要旨

   開示の求めにある送受信、アンテナ、電力及び伝送ルートは、電波法に基づく無線局免許申請事項である。免許申請は平成17年春以降を予定しており、今後、沖縄新放送会館の建設進行に合わせて現地調査を行い、無線設備関係の設計を進め、申請準備を行っていく段階である。したがって、該当の文書はまだ存在していない。

4. 審議委員会の判断
   開示の求めにある沖縄新放送会館の鉄塔に係る送受信、アンテナ、電力及び伝送ルートは、いずれも無線局免許申請事項であるが、無線局免許申請は平成17年春以降であって、現在は、上記事項は検討中で確定しておらず、文書も作成されていないことが認められる。また、上記事項に関して、その概略を想定した文書も、平成16年2月5日にNHK沖縄放送局がDクラディアマンション管理組合に手交わした文書及び平成16年4月15日の泊地区住民説明会の際に用意したCG画面以外には存在しないと認められる。
 したがって、文書不存在を理由に不開示にしたことは、結論において妥当であると判断する。

5. 審議の経過
 
平成16年  9月 9日    第13号諮問
   9月30日  (第27回審議委員会)  審議
  10月14日   (第28回審議委員会)   審議・答申

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