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答申第116号

平成24年1月17日

NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第125号に対する意見


1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者から、NHK視聴者ふれあい報告書2011に記載された22年度番組への反響139万件について、「①ランキングに使用したデータの総件数と各年代の件数、②年代の把握方法、③使用したデータの受付窓口別件数」の3項目の開示の求めがあった。NHKでは、このうち①は開示したが、②、③は文書が存在しないため不開示とし、②については情報提供し、③について受付窓口はふれあいセンター(放送)と全国各放送局のハートプラザであるが、番組への反響の受付窓口別件数は集計していないとした。
 これに対し、視聴者から「当レポートの受付窓口はふれあいセンター、本部、全国各放送局の3分類でハートプラザの分類はありませんし、要求していませんよ。ハートプラザの声は、ふれあいセンターで集計しているのではないですか。」として、③について再検討の求めが出された。


2. NHKの見解の要旨
 

 NHKでは、「22年度番組への反響139万件」のデータの受付窓口別件数は集計していないため文書が存在せず開示することができない。
 なお、視聴者が再検討を求める理由のなかで記載した「当レポートの受付窓口」は、ふれあいセンター(放送)とハートプラザであるが、「意見・問い合わせの総数457万5,980件」のデータを集計する際に対象としたのは、ふれあいセンター(放送・営業両方の窓口)、全国各放送局、本部各部局であり、対象としている範囲が異なる。


3. 審議委員会の判断
 

 開示の求めに係る文書は存在しないと認められ、不開示としたNHKの取り扱いは妥当である。


4. 審議の経過
 
平成23年 12月13日 (第144回審議委員会)  第125号諮問、審議
平成24年  1月17日 (第145回審議委員会)  審議、答申

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