【11月25日(日)放送】秋深き 再会のとき 茨城県 偕楽園公園

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茨城県水戸市の偕楽園公園。
園内には水戸城の外堀だった千波湖があります。1000羽の鳥が生息し、シベリアからの渡り鳥も加わります。この鳥の世話をしながら貸しボートの店を営み、湖畔で暮らす夫婦がいます。また、園内には徳川斉昭が造園した梅の名所、偕楽園があります。複雑にねじれ黒光りする古木に魅せられ、絵を描き、保全にも取り組む人がいます。さらに園内の桜川にはサケも遡上(そじょう)。晩秋の偕楽園公園の知られざる魅力を訪ねる旅です。

アクセス

<電車>
JR常磐線「水戸駅」→北口より茨城交通バスまたは、関東鉄道バス「偕楽園入口」下車(約15分)
※梅まつり期間中(2月20日〜3月31日)には、JR偕楽園臨時駅に停車する電車もあります。

<車>
常磐自動車道→水戸IC→国道50号→偕楽園公園(約20分)

再放送予定

11月29日(木) 午前11:05
12月1日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

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170年前に、水戸藩9代目藩主の徳川斉昭がこの地に偕楽園をつくるきっかけになったのが「千波湖」です。四季折々の景観が楽しめ、多いときには1000羽に及ぶ鳥が生息します。湖畔で貸しボート店を営む出沢敏雄さん(75歳)。秋は、産卵時期を迎えるコクチョウの卵がいつかえるのかを楽しみに、そして、シベリアから飛来する渡り鳥との再会を心待ちに暮らしています。

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梅の名所、偕楽園には3000本に及ぶ梅林があり、造園当初からの古木が生き続けています。梅は樹齢80年を過ぎると、幹がらせん状にねじれながら成長し、黒く光ることから「鉄幹」と呼ばれ、独特の趣があります。しかし、古木の周囲は多くの人で土が踏み固められ、根が養分を取りづらくなっています。渡辺幸夫さん(81歳)は、梅を守ろうとこの秋から、土をやわらかくする取り組みを始めています。

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偕楽園公園を流れる桜川は、桜の名所として地元で親しまれてきました。戦後は生活排水などで生き物が少なくなりましたが、徐々に水質が改善した7年前、サケの遡上が確認されました。高校の教員をしていた小菅次男さん(76歳)たち地元の人は、サケの通り道をつくるために水戸市と農家に働きかけ、秋に堰(せき)を下げることになりました。 小菅さんは、子どもたちと共に毎年サケの観察会を開いています。

旅人写真

旅人は、一柳亜矢子アナウンサー。

偕楽園公園と言えば梅ですが・・・晩秋の今、旅をしてきました。
紅葉と二季咲桜、渡り鳥が飛来してにぎやかな千波湖、園内を流れる川のほとりでは秋風にコスモスが揺れている・・・四季折々に表情がガラッと変わります。水戸藩9代目藩主の徳川斉昭がここに偕楽園を造ったことに納得です。四季がある日本だからこそ、その季節を楽しむ・・・そんな心のゆとりを持ちたいですね。
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偕楽園公園について

水戸観光協会
電話:029−224−0441

桜川のサケの遡上について

茨城県環境管理協会
電話:029−248−7431

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