【1月11日(日)放送】ふくろう舞う里 〜山梨県 北杜市〜

NHKオンデマンド
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八ヶ岳山麓(さんろく)にある山梨県北杜市。
冬、町の人たちをひきつける野生動物がいます。それが、この地域に多く生息するフクロウ。夜行性のフクロウを目にすることは難しいのですが、この地域では冬の間だけ日中にも姿を見せます。フクロウの表情に魅了され、追い続けるカメラマン。県外から移住して、フクロウウオッチングのガイドをする男性。フクロウの鳴き声を聞きながら生活する夫婦など、フクロウにみせられた人たちに出会う旅です。

地図
アクセス

<電車>
JR中央本線「小淵沢」駅(新宿から特急あずさで約2時間)
JR小海線「甲斐小泉」「甲斐大泉」「清里」駅 などの近辺

<車>
中央自動車道・須玉IC、長坂IC、小淵沢IC などの近辺

再放送予定

2月2日(月) 午前11:05
2月7日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

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冬、寒さが増すと、八ヶ岳山麓(さんろく)は抜けるような青い空“八ヶ岳ブルー”が広がります。そんな時期に姿を現すのがフクロウです。八ヶ岳の森には多くのフクロウが生息しています。夜行性で警戒心が強いため、野生のフクロウを目にすることはめったにありませんが、北杜市では、日中にその姿を見ることができます。森にエサが少なくなる冬は、エサとなるネズミが少なくなるため、日中にも狩りをして何とか食料にありつこうと活動するためだと言われています。

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北杜市には、フクロウを一目見ようと全国から多くの人が集まり、自然観察施設やペンションなどでフクロウ観察のツアーが組まれます。主な観察場所は、エサとなるネズミが多くいる牧草地。フクロウは警戒心が強いため、遠くから双眼鏡を使って観察します。長年、ガイドする齋藤一紀さん。齋藤さんは、フクロウがよく止まるという木の中ほどを注意深く見るようにアドバイスします。そこに“白い点”に見えるものがあれば、フクロウかもしれません。

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フクロウにみせられ、北杜市に移り住んだ写真家・斉藤嶽堂(がくどう)さん。冬のこの時期は、日の出前から準備をして、毎日、八ヶ岳の森へ撮影に出かけます。日中にフクロウを撮影できるため、夜間撮影のようにライトアップが必要なく、フクロウにとって優しい環境で写真に収めることができるといいます。明るい太陽のもと、フクロウの表情をよりきれいに、そして鮮明に撮影できる八ヶ岳山麓(さんろく)。斉藤さんの写真には、フクロウの豊かな表情がありました。

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※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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