【12月8日(日)放送】特集 手紙シリーズ 第1回 忘れられないわたしの旅 心を新たに

NHKオンデマンド
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視聴者からのお手紙でつづる「忘れられないわたしの旅」。
今年も全国から500通近い手紙とメールが寄せられました。1回目は、大切な人と心を新たにした旅。千葉県の26歳女性からは、札幌の学習塾で働いていたとき、同僚の寿退社を祝い、留萌線の「秘境駅」を巡った旅。ほか、定年退職記念の旅行券で、亡き妻に代わり娘と訪れた那須・日光の旅。最後は群馬県榛名湖。震災で福島から避難した農家の母とようやく実現した旅路を描きます。

再放送予定

12月12日(木) 午前11:05
12月14日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

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北海道の西部、深川と増毛(ましけ)を結ぶ全長66.8キロの留萌線(るもいせん)。明治43年に留萌港へ石炭を輸送するため開通しました。留萌線には小さな無人駅が多くあります。昭和40年代まで周辺に3つの炭鉱があり、にぎわった恵比島(えびしま)駅。大正から昭和の炭鉱の町を描いたテレビドラマのセットが駅舎に使われています。北一已(きたいちやん)駅は昭和29年、沿線住民が米を1〜2俵ずつ出し合って資金を作り、建設されました。駅に置かれたノートには、訪れた人が思い思いのメッセージをつづっています。

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栃木県の那須塩原と日光・鬼怒川温泉を結ぶ延長28キロメートルの日塩有料道路は、通称「もみじライン」と呼ばれています。標高500メートルから1200メートルを通る高原道路で、11月初旬、紅葉の時期にはその名の通り、赤・黄・オレンジに色づいた木々が道の両脇に連なります。途中には落差15メートルの「白滝」など、駐車場に車を止めて紅葉とともに景色を眺めることのできる場所がいくつかあり、多くの人々の目を楽しませています。

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群馬県高崎市、榛名富士(標高1390メートル)の山すそに青く水をたたえる榛名湖。水面は標高1084メートルにあり、湖の周囲は6キロメートルあります。夏は避暑、冬はワカサギ釣りに多くの人が訪れます。昭和15年に高峰三枝子が歌い、ヒットした『湖畔の宿』(作詞:佐藤惣之助、作曲:服部良一)の舞台としても知られています。4〜11月は遊覧船が周航していて、1周およそ20分間、湖上からの景色を楽しむことができます。榛名富士にはロープウェーがあり、山の上から榛名湖を眼下に眺めることができます。

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