【9月22日(日) 放送】 地の恵み 湧き立つ 〜千葉県 茂原市〜

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明治時代から天然ガスの採掘が行われる千葉県茂原市。
南関東ガス田の採掘の中心で、ガスを原料や燃料とする工場が林立しています。市の東側の田園地帯では、農家がそれぞれガス井戸を持ち、今も家庭で使っています。工業地帯ではかつて、ガスの火でガラス加工し、真空管やブラウン管が作られました。今もその技を受け継ぐ親子がいます。400年続く朝市や、ガス灯の風景を織り交ぜながら、ガスの恵みとともに暮らす人々を訪ねます。

地図
アクセス

<電車>
JR外房線 「茂原駅」「新茂原駅」「本納駅」
東京駅から
特急「わかしお」→「茂原駅」(直通電車/約1時間)
JR京葉線快速「蘇我駅」またはJR総武線快速「千葉駅」→JR外房線「茂原駅」 (約1時間15分〜1時間30分)

再放送予定

9月26日(木) 午前11:05
9月28日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

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茂原で湧出(ゆうしゅつ)する天然ガスの成分は99パーセントがメタンガスで、そのまま都市ガスのように使用できます。鉱業法で自家用の採掘が認められており、市の東部にある小轡(こぐつわ)地区などでは、農家が自前のガス井戸を持ち、自宅に天然ガスを引いて使用しています。空気より軽いメタンガスを集めるために金属製の覆いがつけられているのがガス井戸の特徴です。農家の中村一男さんは、40年前に父親が近所の人たちと掘ったガス井戸を守って暮らしています。

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市内中心部にある昌平町通りでは、江戸時代のはじめから400年続く「茂原六斎市」が開かれます。4と9のつく日に、地元の農家が朝つみ取ったばかりの野菜を売り、近所はもとより近隣の町からも客がやってきます。春と秋の園芸シーズンには植木の店も出て、にぎやかになります。朝から夕方近くまで開かれていますが、通りに住む人は午前9時頃には買い物を済ませ、おしゃべりに花をさかせます。

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天然ガスは完全燃焼するので高温の炎が作れ、すすが出ないメリットがあります。昭和のはじめから、天然ガスを活用しようとガラス加工製品の工場が多く進出しました。特に真空管やエックス線管などの電子管製造が盛んになり、国産初のカラーテレビ用ブラウン管は茂原で生産されました。ブラウン管の需要が少ない現在は、放射線測定器用のGM管やエックス線管のほか、ガスの熱をもちいたプラスチック加工工場があります。

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※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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