【8月26日(日)放送】風をきり 北へ 北海道 サロベツから宗谷岬

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夏、北海道の北・サロベツ原野から宗谷岬にかけては、バイクに乗って旅をする人々が全国から集まります。
空と大地が溶け合うような一本道には、珍しい高山植物が咲き誇り、雄大な自然が待ち受けます。さまざまな思いを胸に北へ向かうライダーと、彼らを支える地元の人たちとの触れあいに出会う旅です。

アクセス

<サロベツ原野への行き方>
羽田空港→稚内空港(1時間50分)
中部国際空港→稚内空港(2時間)
関西国際空港→稚内空港(2時間10分)
上記の空港からは、直行便が運行しています。

JR宗谷本線「稚内駅」→「豊富駅」下車(45分)→
沿岸バス「稚内行き」→「サロベツ湿原センター前」下車(12分)

再放送予定

8月30日(木) 午前11:05
9月 1日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

北へ向かうライダーたちが走るのは、道道106号線。信号もガードレールもほとんどない一直線の道が続きます。広さ23000ヘクタールを誇る日本最大級の湿原サロベツ原野、 日本海に浮かぶ雄大な利尻山をのぞむ絶景ロードです。バイクのツーリング雑誌で全国一の道とも称えられる106号線を北へ北へー、バイクは風を切ってひた走ります。

106号線を抜けて稚内市に入ると通りをかわいらしいカエルのオブジェが彩ります。交通安全を呼びかけるカエルを地元の人は「無事カエル」と呼んでいます。郵便局員だった木村功さんが10年前から廃材になった漁具の浮き玉を削って作り始めました。木村さんに賛同して、地元の人たちもたくさんのカエルを通りに飾るようになっています。町の人の思いが込められた「無事カエル」が北へ向かうライダーを見守ります。

夏、北の海ではホタテやウニ、利尻昆布など漁の最盛期を迎えます。稚内市のノシャップ岬には、漁師の石垣則行さんが営む宿泊所があります。夏の間、石垣さんの宿は全国からやってくるライダーたちでにぎわいます。仕事の悩みや恋愛の相談など、若者ライダーと毎晩のように語り合う石垣さん。そんな石垣さんの姿に触れ、漁の作業を手伝うライダーたち。親子のようなあたたかい触れ合いがあります。

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※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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