【7月10日放送】夏 きらめきのゲレンデ

長野県 白馬村

NHKオンデマンド
写真
再放送日時

7月14日(木)午前11:05
7月16日(土)午前 5:15

地図
アクセス

<電車・バスを利用の場合>
東京駅から長野新幹線で長野駅、そのあと特急バスに乗り白馬村(約2時間30分)
新宿駅からあずさに乗って松本駅、そのあとJR大糸線に乗り白馬駅(約3時間30分)
名古屋駅からしなのに乗って松本駅、そのあとJR大糸線に乗り白馬駅(約3時間30分)
<車の場合>
上信越自動車道「長野IC」から、白馬・長野オリンピック道路で白馬村へ

旅の見どころ

グリーンシーズン

白馬村には、大小6つのスキー場があり、日本有数のスキーエリアとして知られています。冬、多くのスキーヤーで賑わうゲレンデは、6月中旬になると緑輝く草原へと姿を変えます。白馬の人たちが「グリーンシーズン」と呼ぶ季節です。このグリーンシーズンに、ゲレンデで人気のスポーツが、パラグライダーです。空を見上げると、色とりどりのパラグライダーが空に浮かんでいます。北アルプスの雄大な風景を、空からゆったり楽しむことができると、昨シーズンは、ひと夏に7000人あまりの人たちが空中散歩を楽しんだそうです。

名付けて「チュッチュしてなんぼ」

オーストラリア出身のロバート・アレキサンダーさん(37歳)は、かつてスノーボーダーを撮影するカメラマンとして世界中のゲレンデを飛び回ってきました。その中で、大好きになった白馬に移り住んで5年。夏のゲレンデで、ヤギを放牧し、チーズを作っています。「ヨモギや桑などたくさんの種類の植物が育つ夏のゲレンデは、ヤギたちにとって最適な環境」というロバートさん。35頭のヤギを育てています。ロバートさん曰く「うちの飼い方は、名付けてチュッチュしてなんぼ」。ストレス無く、愛情いっぱいに育つヤギたち。そのミルクで作ったチーズは、臭みが少なく、甘みもあると地元で親しまれているそうです。

ゲレンデに広がる高山植物園

白馬五竜スキー場からゴンドラに乗ってゲレンデを上がっていくと、標高1500〜1600mにかけて、白馬五竜高山植物園がひろがっています。開園期間は6月から9月まで。本格的な登山をしなくても、ゴンドラやリフトに乗って、手軽に高山植物に出会えると、昨シーズンは、およそ5万人の人が訪れました。5ヘクタールもの敷地では、コマクサやチングルマ、シナノナデシコなど北アルプスに自生している高山植物から、ヒマラヤの青いケシやエーデルワイスといった世界の高山植物まで楽しむことができます。

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※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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