<電車>
上信電鉄「下仁田」駅下車(JR高崎駅から約1時間)
群馬県の南西部、山間の下仁田町は今、こんにゃく芋の収穫の真っ盛り。3年かけて大切に育ててきた芋を掘り出す作業が続く。この地で栽培が盛んになったのは約50年前。水も引けない斜面の畑で栽培することのできる数少ない作物だった。そのこんにゃく芋が町を支え、力を与えてくれている。一代で土地を開墾し、こんにゃく芋に賭けてきた農家。 そして20年ぶりに帰ってきた長男。こんにゃく粉の一大産地で、定年を過ぎても経験と勘で粉を作り続ける職人。昔ながらの手練りのこんにゃく作りを守る農家の妻たち。晩秋のこんにゃくの里を訪ねる旅。
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