【2004年10月10日放送】秋 手に暖か

長野 栄村秋山郷

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長野県の最も北にある栄村秋山郷。山深い里に340人が暮らす。9月中旬、厳しい自然を生きてきた人々は、実りの季節を迎える。
明治以降に作られた棚田は、斜面の石を取り除き、苦労を重ねて拓いたものだ。農家が今も鎌を手に取り、収穫に精を出す。女性たちは栃の実を拾い、手間暇かけて保存食「あっぽ」を作る。猟師たちはワナを仕掛けて熊を捕り、山の神に感謝を捧げる。 秋の恵みに賑わう秋山郷を訪ね、なつかしい山里の暮らしを描く。



※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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