【2001年7月22日放送】すこやかに おだやかに

新潟県真野町

写真写真
アクセス

 新潟駅−タクシーまたはバス(20分ほど)→新潟港佐渡汽船乗り場
 −佐渡汽船(フェリー:2時間20分/ジェットフォイル:1時間)→両津港
  −タクシーまたはバスで30分ほど→真野町

新潟県佐渡の西海岸にある真野町は人口6200人。漁業と農業の町。町の中にはあちらこちらに地蔵が顔を覗かせ、人々の暮らしを見守っている。港町では、トビウオを焼いて乾燥させる家庭の味「焼きトビ」作りが行われ、囲炉裏を貸し借りする近所づきあいが今も残っている。人々は仲良く穏やかな暮らしを地蔵に感謝し、祈りを捧げている。その象徴が山中にある「梨の木地蔵」である。森の中に数千体の小さな地蔵が立ち並び、月に一度町の人々が清掃に訪れている。地蔵は江戸時代から真野町で作られ、いまも山から石を切り出し地蔵を彫り続けている石工がいる。長い町の歴史と人々の生活に地蔵はとけ込んできた。
番組では、日々の生活を地蔵に感謝しながら、地蔵と共に仲良く平和に暮らす人々の姿をみつめる。

※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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