京都府の北部に位置する美山町(みやまちょう)は、今も茅葺き屋根の民家が数多く残る山間の静かな町。江戸時代に建てられた家も多く、訪れる人たちに懐かしいふるさとの風情を感じさせる。
人々は、手に入りにくくなったかやを自分たちで育て、空き家になった家を民宿に改装して共同運営したりと「かやぶきの里」の保存につとめている。
緑鮮やかな夏を迎えた美山町で、人々の素朴な暮らしと茅葺き屋根が連なる町への思いを伝える。
(京都放送局制作)
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