投稿時間:2020年1月26日 08:24 | 投稿者: |
熊本県天草諸島の下島は、450年前にキリスト教が伝わった“キリシタンの里”。いまも島民は信仰を大切に守り続けています。岬に立つマリア像を心のより所に、東シナ海の荒海へ向かう漁師。江戸時代、キリスト教が禁止される中で、信者たちが伝えてきた風習を、いまも守りつぐ人々。過酷な弾圧の歴史と島の厳しい環境の中で、信仰を守り続けてきた“キリシタンの里”を、美しい賛美歌が響きわたるクリスマスに訪ねました。
今回の放送内容
岬に立つマリア像。﨑津地区で漁業を営む山下富浩さんは、漁に出るときには必ず、お神酒と祈りを捧げます。
海岸沿いには椿の原生林が広がっています。キリシタンたちはその実をしぼって精油を作り、暮らしの支えとしてきました。
かくれキリシタンが正月に飾ったという「幸木(さわぎ)飾り」と「臼飾り」。川田富博さんは、キリシタン独特の風習を今も守り継いでいます。
天草・﨑津地区へのアクセス
<飛行機>
熊本空港→天草空港(約35分)→車で約1時間
<車>
熊本市中心部から橋を渡り、車で約3時間
問い合わせ先
▼天草の観光について
天草市観光文化課 0969-32-6784