2018年12月16日 (日)

冬桜 心に咲かせて ~群馬県 藤岡市 鬼石~

onisimain.jpg群馬県藤岡市の鬼石(おにし)は、全国でも珍しい冬に咲く桜の名所です。町のシンボル「桜山」では7000本の冬桜が寒空の中で健気に咲き誇ります。冬桜を守り増やし続けた父の意志を継ぐ桜守。かつて町を支えた庭石の産業が衰退し、第二の人生として桜山にうどん店を開いた男性。桜山を訪れる人でにぎわうみかん農園は、桜と同じ時期にオレンジ色に色づきます。過疎化が進む中、冬桜をよりどころに生きる人々の思いを見つめます。

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2018年12月09日 (日)

港町の心意気 いちずに ~静岡県 西伊豆町~

nisiizumain.jpg伊豆半島の西部、静岡県西伊豆町は、漁業の町として栄えてきました。この時期、漁師たちが狙うのは高値が付くヤリイカです。かつお節店では、地域の正月の縁起物「潮かつお」作りが始まっていました。かつてカツオ漁で賑わった西伊豆の誇りを胸に伝統的な製法を守り続けます。創業150年の造船所もルーツはカツオ船の船大工。整備した船を家族で送り出します。時代が移り変わってもひたむきに海と生きる人々の暮らしを訪ねます。

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2018年12月02日 (日)

開拓の希望 真っ赤に燃えて ~鳥取県 大山町~

daisenmain.jpg中国地方最高峰・大山の麓に広がる鳥取県大山町。ここには、終戦直後に香川県から満州を経てたどりついた開拓団が入植した集落があります。広大な土地を活(い)かした酪農で栄えた集落ですが、高齢化や後継者不足で酪農家は徐々に減少。「100年かけて理想のふるさとをつくる」と始まった村づくりは、転換のときを迎えようとしています。毎年11月に行われる入植を記念する式典を前に、開拓村で生きる人々の思いにふれる旅です。

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2018年11月25日 (日)

山の歌 秋「頂で つむぐ愛~蒜山三座~」

hiruzenma.jpg岡山県と鳥取県の県境、中国山地に連なる蒜山(ひるぜん)。上蒜山・中蒜山・下蒜山の3つの山からなることから、蒜山三座と呼ばれています。なかでも、中蒜山は標高1122mだったことから、語呂合わせで「いいふうふ」の山と呼ばれ、たくさんの夫婦が登ります。助け合いながら山頂を目指す夫婦が歩んできた人生の物語を見つめました。麓の高原では父の代から酪農を営む牧場一家にも出会います。紅葉に色づく蒜山を歩く旅です。

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2018年11月18日 (日)

山の歌 秋 母なる"天空の大地" ~八幡平~

hatimanmain.jpg秋田と岩手の県境に位置する八幡平。太古の火山活動が山頂部になだらかな台地をつくりあげました。秋、八幡平には色とりどりの紅葉とあちこちから吹き上がる湯けむりの景色が広がります。土砂崩れで廃業の危機に追い込まれても懸命に先祖代々の景色を守ってきた宿のおかみ、40年近く湯治場で仲間たちと語らい交流を深めてきた男性、70年以上山頂に通い写真を撮り続ける写真家。秋の八幡平に思いを寄せる人々に出会います。

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2018年11月11日 (日)

"タワマン"に絆を ~神奈川県 武蔵小杉駅界わい~

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神奈川県川崎市、武蔵小杉駅の界わいは、高さ100メートルを超える超高層タワーマンションが林立します。10年ほど前から工場などの跡地の大規模な再開発が始まり、およそ1万人が移り住んできました。住民どうしの交流の場をつくろうと囲碁サークルを立ち上げた男性、地域の人の心を癒やすパンジー農家、街を盛り上げるイベントを企画するカレー屋の女店長。“タワマン”の街につながりをつくろうと奮闘する人々に出会います。

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2018年11月04日 (日)

麗しの水 蔵の町へ ~福島県 喜多方市~

kitakatamain2.jpg飯豊連峰(いいでれんぽう)の豊かな伏流水が注ぎ込む福島県喜多方市。230年あまり続く酒蔵では、新酒の仕込みが始まっていました。代々大切に水を守ってきた酒蔵には、水の神様を祭った神棚が。豊かな水に感謝して手を合わせます。名物の喜多方ラーメンも、おいしさの秘訣はやはり喜多方の地下水にありました。山あいの地域のそば店には、水だけでそばを食べる「水そば」というメニューも。水の恵みとともに文化を育んできた町を旅します。

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2018年10月28日 (日)

"お庭御免" ~長野県 小布施町~

obusemain2.jpg長野県の小布施町には、民家の庭に自由に出入りしてよいという「お庭御免」と呼ばれる慣わしがあります。江戸時代から続くこの風習によって、小布施では庭が人々の社交の場となってきました。縁側で庭を訪れた観光客にビールをもてなし会話を楽しむ女性、庭で出会って大親友になったという2人の少女。栗農家は、収穫を手伝ってくれる近所の人たちと庭先で栗料理を囲み団らんします。ささやかで温かい人々の交流に出会う旅です。 

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2018年10月21日 (日)

とっぱずれの岬へ ~千葉県 銚子市~

tyosimain.jpg太平洋に突き出し、江戸時代に「とっぱずれ」と詠われた千葉県銚子市。黒潮と親潮がぶつかる海は日本有数の漁場として知られ、今も7年連続日本一の水揚げ量を誇ります。海の恵みの価値を知り、それを守り伝えようとするキンメダイ漁師たち。家族がとった魚を干物にして、一家を支える“おかまわり”の母ちゃん。イルカの集う豊かな海に魅せられ移住した若いガイドの女性。海を思い、海に生きる人々に出会う旅です。

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2018年10月14日 (日)

おらが町の葡萄(ぶどう)酒 ~山梨県 甲州市 勝沼~

katunumain.jpg日本有数のブドウの産地、山梨県甲州市勝沼町。実りの秋を迎え旬の味を求める人で賑(にぎ)わっています。新種のブドウが人気を得るなか、江戸時代から作られ町を支えてきた歴史あるブドウ「甲州」を育て続ける農家。ブドウ農家が原料を持ち寄りワインを作る“地域密着型”ワイナリーで、亡き夫の意思を守ろうと奮闘する女社長。前社長への恩返しをしたいとワイン作りを支える果樹農家。ブドウを通してつながり支え合う人々を訪ねます。

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