2019年02月24日 (日)

紙漉(す)く女神の里 ~福井県 越前市~

echizenmain.jpg福井県越前市の山間にある五箇(ごか)地区は50軒の工場が並ぶ越前和紙の産地。この町では古くから紙漉(す)きは女性の仕事です。戦後の建築ブーム、ふすまや障子紙の生産を担った女たち。この道50年のベテラン女性は、紙漉きに使う道具作りを学び、衰退の一途をたどる町を支えます。美しい模様和紙を手がける工房では、一人の若き女性が父から秘伝の技を教わりました。脈々と受け継がれるたくましき女神たちの魂に触れる旅です。

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2019年02月17日 (日)

八ヶ岳 青く輝く空へ ~長野県 茅野市~

chino2.jpg長野県の中央部に広がる茅野市。冬、氷点下10度にもなる凍てつく寒さの中、雪をかぶった八ヶ岳の背後には“八ヶ岳ブルー”と呼ばれる快晴の空が広がります。この気候を利用した伝統の「寒ざらしそば」の保存方法を受け継ぐそば店の店主。冷たくも青く美しい氷の渓谷に魅了され、写真を撮り続ける男性。冬山登山の登竜門として親しまれる八ヶ岳の山小屋の主人。寒空のもと、雄大な大自然とともに生きる人々の物語です。

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2019年02月10日 (日)

家族の絆 連綿と ~シリーズ 三つの物語~

sen2main.jpg旅先でたくさんの家族に出会う小さな旅。山梨県北杜市では、子供連れの家族向けの宿泊施設を開いた夫婦と訪れる家族との触れ合いをフォーカスします。中国山地・蒜山(ひるぜん)の麓では、酪農を営む夫婦と、その働く背中を追いながらのびのびと育つ子供たちの姿を見つめます。静岡県西伊豆町では、悲劇を乗り越えて、創業150年の造船所をなんとか守ろうとする家族の絆の物語です。各地に暮らす家族の営みを見つめる選集。

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2019年02月03日 (日)

童の笑顔 ~シリーズ 三つの物語~

sen1main.jpg小さな旅では、全国各地の旅先でたくさんの笑顔輝く子供たちに出会いました。今回は、その中から3つの地域を選んで綴(つづ)った「選集」をお送りします。栃木県の宇都宮市では、大きなしだれ桜「孝子桜」にまつわる物語を語る母思いの男の子。山口県岩国市では、過疎の集落に住む人々を結びつける「神楽」を大切に守る中学生。「お庭御免」の町・長野県小布施町では、町中の庭を駆け回る二人の仲良し少女に出会います。

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2019年01月27日 (日)

みんなの湯 いつまでも ~石川県 山中温泉~

yamanakamain.jpg石川県南部の山中温泉は1300年の歴史をもつ温泉地。「総湯」と呼ばれる公衆浴場には一番風呂を待ちわびる人々が夜明け前から集まり、語らいの場となっています。温泉の隣にあるのは芸妓の劇場。最盛期に200人いた芸妓は現在5人になりましたが、「山中節」を歌い継ぐ最古参の芸妓に出会いました。温泉地の名産は山中漆器。木を削って器を作る人間国宝の技が光ります。豊かに湧き出る湯とそこに集う人々の暮らしを訪ねます。

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2019年01月20日 (日)

静寂の里に光ほほえみ ~長野県 戸隠~(選)

togakusimain.jpg一面の雪景色。長野県北部の長野市戸隠地区は、特別豪雪地帯に指定されています。人々は厳しい雪の間、耐えながら生活を送ります。雪の下でもしなやかに自生する竹を使い、古くから生活に溶け込む品々を生み出す冬の手仕事・竹細工。2000年余りの歴史を持つという戸隠神社で、春の太陽を待つ祈り。冬のわずかな晴れ間から差しこむ光が照らしだす山々と、一面の銀世界の絶景。春を待ちながら生きる雪国の暮らしを訪ねます。

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2019年01月13日 (日)

ワールドカップがやって来る ~埼玉県 熊谷市~

kumagayamain.jpgラグビータウンと呼ばれる埼玉県熊谷市。今秋初めて日本で開催されるワールドカップの会場に選ばれました。街中にW杯のポスターが貼られ歓迎ムード一色に包まれる熊谷。ラグビー愛にあふれたコロッケを作る精肉店の店主。年をとってもラグビーを続けるシニアチーム。ラガーマンだった亡き夫の思いを継いでW杯の通訳ガイドに応募した女性。ラグビーの街・熊谷を愛し、W杯を心待ちにする中高年たちの物語です。

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2019年01月06日 (日)

大地の恵み あるがままに ~栃木県 那須町~

nasumain.jpg栃木県の北東部に位置する那須町。那須連山の主峰・茶臼岳の中腹には、飛鳥時代から続く那須湯本温泉があります。二度の火災を乗り越え、燃え残った日記から先祖の思いを受け継ぐ家族経営の温泉宿を訪ねました。麓で篠(しの)竹を刈っていたのは「篠ざる」を作る女性。栃木県の伝統工芸品です。牧場では、冬でも一日中外で牛が放牧されていました。牛たちとのびのび暮らす酪農家に出会います。大地の恵みと共にある暮らしです。

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2018年12月30日 (日)

総集編 彩りの四季

irodorimain.JPG「小さな旅」では、各地の四季とそこに生きる人々の営みを4K高画質カメラで撮影してきました。春は横浜市大岡川を彩る桜並木や、栃木県宇都宮市のしだれ桜。夏は滋賀県米原市の清流に咲く水中花、三重県宮川で行われる伝統のアユ漁、蝦夷富士と呼ばれる北海道羊蹄山。秋は静岡県西伊豆で作られる「潮かつお」。冬は、島根県奥出雲の雪景色にいしにえの炎が立つ「たたら製鉄」。色彩あふれる風景と土地の暮らし、一年の総集編です。

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2018年12月23日 (日)

ふるさとの種と ~茨城県 常陸太田市~(選)

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茨城県の北部、山あいに広がる常陸太田市は、久慈川とその支流に沿って集落が点在する土地。南北に広い市内には“在来作物”と呼ばれる、この地で昔から作り続けられてきた作物が20種以上存在するといいます。山中でこんにゃく作りを続ける男性や、甘い豆腐の原料となる大豆を育てる夫婦、倒れた夫の代わりにホウキモロコシから手作りでほうきを作り続ける女性。土地の文化を、在来の作物と共に受け継ぐ人々の暮らしを訪ねます。

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