2019年12月29日 (日)

特集 彩りの四季

irodori2019.jpg「小さな旅」では、今年も、各地の四季折々の美しい風景と、そこで営まれる人々の暮らしを、4Kスーパーハイビジョンカメラで撮影してきました。春は宮城の一目千本桜。鹿児島の川岸には、梅雨前に無数のホタルが乱舞します。夏は夜空を彩る花火、そしてサンゴの海での家族漁。秋深まると、福島のかやぶきの里では冬支度が始まります。色彩あふれるふるさとの景色の中で、人々が紡いできた物語。総集編としてお伝えします。

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2019年12月22日 (日)

山の歌 みちのく 神の絨毯(じゅうたん)~栗駒山~

kurikom.jpg宮城・岩手・秋田にまたがる標高1626メートルの栗駒山。秋になると赤や黄色、緑、彩り豊かな紅葉に染まります。土地の人々は、「神のじゅうたん」と呼び、心のよりどころにしてきました。祖父から受け継いだ山の宿で、森の恵みを受けて暮らす青年。2人の幼児に初めて赤く染まる山を見せる消防士の父親。山頂の草原では、小さな花々に力をもらう20代の女性がいました。錦に輝く絶景の山を愛する人々と出会う旅です。

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2019年12月15日 (日)

黄金色の大イチョウ ~山梨県 身延町~

minobu1.jpg山梨県身延町は日蓮宗の総本山久遠寺の門前町として古くから栄えてきました。町に並ぶお寺の境内には、樹齢700年をこえる日蓮上人ゆかりの大イチョウ。晩秋、黄金色に輝き、町を彩ります。黄葉を見て、秋麦をまきはじめる老夫婦。長年お世話をしてきた元保育士のおばあちゃん。地域の人々に親しまれてきた大イチョウを守り続けるお寺の老住職。イチョウとともに人生を重ねる人々の物語です。

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2019年12月08日 (日)

じょっぱりの林檎(りんご)~青森県 津軽~

ringom.jpg岩木山をのぞむ津軽平野に位置する青森県弘前市。この時期、りんごの収穫の真っ盛りです。津軽の人たちの暮らしを支えてきたりんごは、津軽人の頑固な気質、“じょっぱり”が育んできました。代々続くりんご農家。りんごの木の手入れに使う剪定ばさみを作る鍛冶職人、町の人々に長年愛されてきたアップルパイを守り継ぐ親子。たび重なる困難を乗り越え、りんごとともに生きる、津軽の“じょっぱり”な人々の物語です。

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2019年12月01日 (日)

山の歌 秋 岩壁 峻(たか)く ~鈴鹿山脈 御在所岳~

gozaisyom.jpg鈴鹿山脈の中央に位置する主峰、御在所岳。花こう岩が風雨で削られてできた山は、大岩・奇岩がそびえ立つ、日本のロッククライマーたちの憧れの山として知られます。山腹で60年続く山小屋を営む夫婦。この岩山から世界へと羽ばたいたベテランクライマー。四季折々に豊かな表情を見せる山の風景を撮影し続ける写真家。切り立った御在所岳に自らの人生を重ね合わせ、前を向いて生きる人たちの小さな物語です。

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2019年11月24日 (日)

湯の町のしゃぼん玉 ~静岡県 熱海市~

atami-m.jpgのサムネイル画像静岡県熱海市は、年間観光客数が300万人を超える日本有数の温泉地。最近では若者や外国から訪れる人々も増えています。90歳の大女将ら3世代で守る老舗旅館。温泉街の代名詞である浴衣を洗濯して40年というクリーニング店。若者や旅人を大切にしながら熱海の再起を図る居酒屋の夫婦。湯の町・熱海を陰にひなたに支え生きる人々の物語です。

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2019年11月17日 (日)

木を伐(き)る民 ~奈良県 吉野~

yoshinom.jpg深山・奈良県吉野は、日本の林業家たちにとって聖地と称される地。山の斜面には江戸時代に植えられたスギやヒノキが整然と並びます。この美林を代々守ってきた「やまいき」と呼ばれる男たち。巨大な丸太から巧みな技で様々な部材を切りわける職人。吉野で最後の一人となったおけ職人は、一生ものの木おけ作りに丹精します。いにしえより木とともに生きてきた吉野の山の人々の物語です。

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2019年11月10日 (日)

「牡蠣(かき)島の秋 ~広島県 江田島市~」

etajimam.jpg広島県江田島市は、日本一のかきの生産地として知られています。秋、沖合いに浮かぶたくさんのいかだでは、旬を迎えたかきの収穫が始まりました。戦後盛んになった、いかだを使ったかき養殖を3世代で守る家族。かき殻を釉薬に用いて、独特な風合いの焼き物作りに打ち込む陶芸家。島の谷間の狭い土地で、電照菊の栽培に活路を見出そうとする菊農家。貧しい戦後の時代を、創意工夫と努力によって乗り越えてきた島の人々の物語です。

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2019年11月03日 (日)

茅葺き(かやぶき)屋根の下で ~福島県 南会津町~

aidum.jpg福島県南会津町舘岩地区は、いまもかやぶき屋根の家々が肩寄せ合う小さな山里です。豪雪地帯のこの地域で、人々は互いに支えあう「結(ゆい)」の精神を大切に暮らしてきました。お年寄りたちの生活を支える元郵便配達員の男性。古くから受け継がれてきた地元のそば「裁ちそば」を伝え残す女性たち。厳しい冬の訪れを前に、集落では、かやぶき屋根のふきかえがはじまります。深山のかやぶきの里で助け合って生きる人々の物語です。

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2019年10月27日 (日)

"くゎーどぅ宝"の海 ~鹿児島県 徳之島~

tokum.jpg鹿児島県の徳之島は、美しいサンゴ礁に抱かれた南の島。人々は、島の自然を大切にする心を受け継ぎながら暮らしてきました。9人の子どもたちを持つビッグダディは、伝統の「追い込み漁」を通じて、島の海で生きることの厳しさと素晴らしさを伝えます。400年以上の歴史を誇る闘牛に打ちこむ女子高生は、島を離れる前に、家族とともに闘牛大会に挑みます。「子は宝」という徳之島で、豊かな大自然とともに生きる人々の小さな物語です。

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