2016年11月27日 (日)
みかんの里の晴れ舞台 ~徳島市 八多町~
四国・徳島市の南西部にある八多町(はたちょう)は、11月になると町全体が黄色いミカンで彩られます。ミカンの里の農家たちが大切にしてきたのが、人形浄瑠璃を上演するための屋外舞台「犬飼農村舞台」。明治6年から五穀豊じょうを祈るために、舞台のにぎわいを奉納してきました。舞台を飾るふすま絵は132枚。風景を次々と変える「襖(ふすま)からくり」の技法は、地元の若い世代へ脈々と受け継がれています。ミカンの里で守り継がれる伝統の舞台を訪ねます。
投稿時間:08:24 | カテゴリ:小さな旅のしおり | 固定リンク