2020年01月19日 (日)
ものづくり百年の翼 ~群馬県 太田市~
中小の町工場や工業団地が並ぶ太田市。その始まりは大正6年、この地で軍用機を生産した中島飛行機。終戦後は、大手自動車メーカー・スバルのお膝元として多くの下請け工場が生まれ、高度経済成長を支えました。景気に翻弄されながらも歯車一筋に生きてきた鉄工所、貧しい時代から人々の食を支え続けた老舗パン屋、定年後も夢を追って巨大ラジコン飛行機を作る技術者OB。百年にわたり受け継がれるものづくりの魂に出会う旅です。
今回の放送内容
歯車一筋55年の梅澤孝一さん。不景気の波にも負けず、一つ一つの歯車を丁寧に作り続けてきました。下積み時代から大切にしている古びた歯切り盤が相棒です。
大正6年、鉄道の整備士だった星野帝三郎さんが創業したパン工房。祖父にならって工房内の機械を自作しているのは孫の茂さんです。ここにも太田のものづくりの精神が息づいていました。
シルバー人材センターの2階に集まっていたのは、平均年齢73歳、太田の工場などで働いていた技術者OBの皆さん。中島飛行機が最後に計画した幻の飛行機「富嶽」の設計図をもとに、15分の1のサイズの飛行機を作っていました。
太田へのアクセス
<電車>
東武伊勢崎線「太田駅」(浅草駅から特急りょうもう号で約80分)
<車>
北関東自動車道「太田桐生」ICから15分、「太田藪塚」ICから20分、「伊勢崎」ICから30分
関越自動車道「東松山」ICから60分
東北自動車道「館林」ICから50分、「佐野藤岡」ICから60分
問い合わせ先
▼太田の観光について
太田市観光物産協会(太田市役所商業観光課) 0276-47-1833
投稿時間:08:24