2019年11月17日 (日)
木を伐(き)る民 ~奈良県 吉野~
深山・奈良県吉野は、日本の林業家たちにとって聖地と称される地。山の斜面には江戸時代に植えられたスギやヒノキが整然と並びます。この美林を代々守ってきた「やまいき」と呼ばれる男たち。巨大な丸太から巧みな技で様々な部材を切りわける職人。吉野で最後の一人となったおけ職人は、一生ものの木おけ作りに丹精します。いにしえより木とともに生きてきた吉野の山の人々の物語です。
今回の放送内容
江戸時代から植林が行われてきた吉野。木々の手入れをし、見事な技術で木を切るのは、やまいきと呼ばれる職人たちです。
おけ作りの職人、松谷一二三さん86歳。定規も使わず、感覚だけで木を削り、見事にぴたりと合ったおけを作ります。
吉野で二年に一度開かれる原木市。銘木を求めて、日本各地から買い付け人が集まります。
吉野へのアクセス
<電車>
近鉄吉野線「吉野神宮」駅 または「大和上市(やまとかみいち)」駅 下車
<車>
(大阪市内から)西名阪自動車道「郡山」ICから約2時間、または阪和自動車道「美原」JCTから南阪奈道路「葛城」IC を経て約1時間
(名古屋から)東名阪自動車道から名阪国道「針」ICを経て約3時間
投稿時間:08:24