2019年09月22日 (日)
花火師たちの大舞台 ~山梨県 市川三郷町~
山梨県市川三郷町は、甲斐の国を治めた戦国武将・武田信玄の“のろし”に起源をもつといわれる花火づくりの里。夏、地元の花火師たちが、自慢の花火を披露する大会には、毎年20万人以上の観光客が訪れます。魅力あふれる華やかな打ち上げ花火づくりにかける老舗花火会社の若社長。昔ながらの線香花火作りを守り続ける女性。その線香花火に使う和紙をすく職人。花火とともに生きる人々の物語です。
今回の放送内容
町外れの山の中腹に花火工場がありました。祖父の代から続くこの会社で、昨年社長になったばかりの齊木智さん。一年で一番忙しい時期を迎えていました。
昭和の時代、手持ち花火を作っていたのは町の女性たちでした。一瀬俊子さんはいま、地元の手すき和紙を使って再び線香花火を手作りしています。
線香花火に欠かせない和紙を作っているのは、江戸時代から続く和紙工房の6代目、豊川秀雄さん。障子紙の3分の1の薄さの紙を丁寧にすき込みます。
市川三郷町へのアクセス
<電車>
JR身延線「市川大門」駅
<車>
中央自動車道「甲府南」ICから約20分
または中部横断自動車道「増穂」ICから車約5分
問い合わせ先
▼町の観光、神明の花火大会について
市川三郷町役場 商工観光課 055-240-4157
投稿時間:08:24