2019年09月08日 (日)
滔々(とうとう)たる水郷(すいきょう) ~大分県 日田市~
大分県日田市は、周囲の山々からのいく筋もの川がそそぐ、水の恵み豊かな町。清らかな水の都ということから、水郷(すいきょう)と呼ばれます。伏流水を活かした老舗しょうゆ・みそ作りや、夜の川でで楽しまれる鵜飼い。川の上流では、水の力で土をつく唐臼(からうす)の音が響き、江戸時代から一子相伝で伝わる焼き物・小鹿田(おんた)焼が作られてきました。ふるさとの自然に育まれた伝統を大切に生きる人々の物語です。
今回の放送内容
創業170年の老舗店では、みそ作りが行われていました。日田の湧き水を使って蒸し上げた米に、創業以来守ってきた種麹をまぶします。
船の上で宴を催し、鵜飼いを眺める。400年の歴史を誇る日田の夏の風物詩です。鵜匠を務めるのは、西尾昭吾さん58歳。鵜匠の仕事は代々世襲で引き継がれてきました。
小鹿田(おんた)地区は江戸時代から続く焼き物の里。集落の家々には、「唐臼」と呼ばれる、川の水を引いた巨大なシーソーのようなものが取り付けられています。水の力を使って土を砕き、粘土を作るのです。
日田市へのアクセス
<電車>
JR「博多」駅→鹿児島本線経由 JR久大本線「日田」駅(特急で約1時間10分)
JR「大分」駅→JR久大本線「日田」駅(特急で約1時間40分)
<バス>
福岡空港から高速バスで1時間15分
JR「大分」駅から高速バスで1時間15分
<車>
九州自動車道「福岡」ICから1時間10分
東九州自動車道「大分」ICから1時間10分
九州自動車道「熊本」ICから1時間30分
問い合わせ先
▼日田の観光について
日田観光協会 0973-22-2036
日田市観光課 0973-22-8210
投稿時間:08:24