2018年11月25日 (日)

山の歌 秋「頂で つむぐ愛~蒜山三座~」

hiruzenma.jpg岡山県と鳥取県の県境、中国山地に連なる蒜山(ひるぜん)。上蒜山・中蒜山・下蒜山の3つの山からなることから、蒜山三座と呼ばれています。なかでも、中蒜山は標高1122mだったことから、語呂合わせで「いいふうふ」の山と呼ばれ、たくさんの夫婦が登ります。助け合いながら山頂を目指す夫婦が歩んできた人生の物語を見つめました。麓の高原では父の代から酪農を営む牧場一家にも出会います。紅葉に色づく蒜山を歩く旅です。


今回の放送内容

hiruzen1.jpg蒜山の麓には広大な牧草地が広がっていました。牧場を営むのは長恒泰裕さん。3人の男の子を育てながら夫婦で牛の世話をしています。牧場は父が一代で切り開き、必死に働いて夢を叶えました。その姿を見て育った泰裕さんもまた、受け継いだ牧場をさらに大きくしようと懸命です。今、泰裕さんの子供たちが、幼い頃の泰裕さんと同じように、牧草地や牛舎で働く父のそばで遊びます。見よう見まねで手伝いも始めた子供たち。大自然の中で、両親の背中を見て育ちます。


hiruzen2.jpg上蒜山で出会った伊月義治さん夫妻。蒜山には年に何度も登るという義治さんですが、この日、初めて妻の富貴子さんを誘いました。富貴子さんは8年前に乳がんを患い、手術。ようやく体力が回復したのです。頂上ではなく八合目を目指すという義治さん。八合目は、振り返ると麓からの道のりが見渡せるからだといいます。たどり着いた八合目。夫婦が歩んできた“長い道のり”を見つめながら、互いの思いを語り合います。


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中蒜山に登っていたのは、結婚52年目を迎えた宇治郷好春さん夫妻です。中蒜山が「いいふうふ」の山だと知り、20年前に初めて登りました。ずっと働きづめだった好春さん。初めての登山で、ともに山頂に立つことの喜びと、夫婦でゆっくり過ごせる時間の大切さを感じたといいます。以来毎年、二人で登り続けてきました。21回目の今年、少し体力の衰えた好春さんにとって、登山は過酷なものとなりました。それでも、妻に助けられながらなんとかたどり着いた山頂で、好春さんは感謝の気持ちを伝えます。


旅人・山田敦子アナウンサーより

hiruyamada.jpgのサムネイル画像同僚と話していました。「秋はどこに登るの?」「西のほうの山、たしかニラヤマとか」「韮山(ニラヤマ)?伊豆?」「いや、中国地方のニラヤマ。」ここでパソコンを打っていた後輩がたまりかねて参入。「あのー、誠に失礼ながら、それは蒜山(ヒルゼン)では?」「!!」…というわけで、山の神様にお詫びしつつ、有名な蒜山高原を眼下に見晴るかす、蒜山三座に登ってきました。山に集う様々な夫婦の愛情と信頼に彩られた、紅葉燃える美しい風景の中の「ひとり」旅でした。


蒜山へのアクセス

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〈電車〉

JR津山線「岡山駅」→「津山」駅 でJR姫新線に乗り換え→「久世(くせ)」駅 または「中国勝山」駅(約2時間半~3時間)→真庭市コミュニティバスまにわくん「蒜山高原」下車(約1時間半)

〈車〉

中国自動車道→米子自動車道「蒜山」IC


問い合わせ先

▼蒜山高原へのアクセスについて
 真庭市生活環境部くらし安全課 0867-42-1017

▼蒜山高原について
 蒜山観光協会 0867-66-3220

 

投稿時間:08:24


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