2017年09月24日 (日)

少女の夢 湯にきらめく ~兵庫県 城崎温泉~

kinosakimain.jpg兵庫県北部にある城崎温泉。1000年以上の歴史をもつ7つの立ち寄り湯が人気で、多くの観光客が訪れます。町の人々は「共存共栄」を合言葉に、仕事の合間に手作りの夜店や灯籠流しなどのイベントを行い、観光客をもてなします。城崎の夏は1年で最も「夜」がきらびやかになる季節。老舗の旅館を受け継ぐ若旦那、父の食堂の手伝いを始めた女の子。支えあって温泉街を盛り立てる人々の夏のひとときを訪ねます。


 今回の放送内容

kino1.jpg温泉で体があたたまったら、食べたくなるのが冷たいもの。かき氷を食べに入った町の食堂で、一人の少女に出会いました。小学2年生の松本葵ちゃんは、夏休みの間、両親とおそろいの仕事着に袖を通してお店を手伝います。お父さんとお母さんが忙しく働く姿を見て、自ら進んで手伝うようになったのだとか。70年以上続くお店の夏の名物、宇治金時かき氷のシロップ作りは彼女の役目。4代続く伝統の味はいま、葵ちゃんに受け継がれています。


kino2.jpg城崎温泉で300年以上の歴史がある老舗旅館の若旦那、片岡大介さん。城崎の町を引っ張る世代のひとりです。旅館業の空き時間には、町を盛り上げるための様々なイベントを仕掛けます。夏は、灯籠流しや夜店、ご当地ヒーローショーなど、片岡さんが関わるイベントが目白押し。町のモットーである「共存共栄」の精神を胸に、仲間とともに汗を流します。町全体が盛り上がってこそ、温泉街の通りが人であふれ、個々のお店が潤うのだと言います。


kino4.jpg夏の夜、葵ちゃんが楽しみにしているのは、町の神社で開かれる夜店です。スーパーボールすくいや的当てなど昔懐かしの夜店の数々。その店番は、旅館の主人の片岡さんなど町の人々が行っています。仕事の合間に交代で、城崎の夜を盛り上げているのです。さらに、ご当地ヒーロー「オンセンジャー」も葵ちゃんの夏の楽しみ。台本から舞台まですべて、町の若い世代の人たちによる手作りのショーです。仲間が力を合わせて町を盛り上げる姿を通して、地元の子どもたちに支えあうことの大切さを伝えます。


旅人・山本哲也アナウンサーより

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ゆるやかな川の流れに柳が揺れて、気持ち良さそうに歩くのは若い浴衣姿の若い女性たち。通り沿いにある立ち寄り湯目当てに皆ニコニコしています。城崎温泉は「みんなでひとつ」の精神が徹底した町。なんだか温故知新を感じます。宇治金時を一生懸命作ってくれた松本葵ちゃんにほっこりした気分になるとともに、「温泉街は30代が引っ張ります」と言う老舗旅館の片岡大介さんに、城崎温泉の今に至る力、チームワークを感じたうれしい旅でした。


 城崎温泉へのアクセス

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〈電車〉
JR「京都」駅→特急きのさき号で「城崎温泉」駅まで約2時間20分。
JR山陰本線「鳥取」駅→「城崎温泉」駅まで約2時間。

〈車〉
北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原」ICから約35分


問い合わせ先

▼城崎温泉について
 城崎温泉観光協会 0796-32-3663

 

投稿時間:08:24


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