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参考教材:『故郷』 魯迅 訳・竹内好

魯迅について

魯迅(ろじん) 本名は、周樹人。
1881年中国浙江省紹興に生まれる。中国を代表する小説家であり、翻訳家、評論家、思想家。
裕福な地元の名家に生まれたが、13歳の時、祖父が投獄され、父が病死。一家は没落していった。1902年、官費留学生として来日し、医学を志したが、文学で国を変えようと1909年帰国。
晩年、国民政府に追われた魯迅は上海に移る。「中国左翼作家連盟」などの文化組織の中心的な指導者として、反封建・反官僚・反帝国主義の立場に立って活動を続けた。
1936年、持病の喘息の発作により死去。

主な作品

小説『狂人日記』(1918年)『阿Q正伝』(1921年)、散文詩集『野草』、文学史『中国小説史略』ほか、多数の小説、エッセイ、評論を発表している。

『故郷』について

『故郷』は、1921年、魯迅が39歳の時の作品。モデルとなったのは、魯迅の故郷・紹興。
1919年、没落した実家を売り払い、家族と共に北京に引っ越した体験を元に描いた。