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参考資料:『山月記』 中島敦

中島敦について

1909年(明治42年)東京に生まれる。父は漢文を教える中学校教師、祖父は漢学者。
19歳のころから、喘息の発作があり、以降、年とともに悪化の一途をたどる。
1930年、東京帝国大学国文学科に入学。卒業後、横浜高等女学校の教員となり、英語と国語を教えながら、作品を書き溜める。
1942年2月に「古譚」と題して発表された『山月記』と『文字禍』が文壇へのデビュー作。格調の高い文章から芥川龍之介の再来といわれ注目を集めたが、同年12月、喘息のため死去。
代表作に『光と風と夢』『李陵』など。生涯に残した作品はおよそ20編、ほとんどは没後に発表された。

小説『山月記』について

文壇へのデビューとなった短編小説。中国唐代の伝奇小説『人虎伝』を元にしている。 このほか中島敦には『名人伝』『弟子』『李陵』など、中国の古典や歴史に題材を取った作品がある。