この日はお手紙の土門さんが生まれ育った　にかほ市の海岸をめざします。海岸には鳥海山の噴火でできたという奇岩がいくつもあり、かつて子どもたちはその岩に名前をつけ、それぞれの岩を目標に泳ぎを競い合っていました。透明度のある深い海の恐怖に打ち勝たないと渡れない「沖の島」が憧れの岩でしたが、土門さんは高台の「あずまや」から見守ることしかできなかったといいます。正平さんは鳥海山の麓にある元滝伏流水から出発。かつて通った記憶のある道や沖合の飛島に懐かしさを感じながら目的地に到着。正平さんも手紙に寄り添い「あずまや」から渡れなかった岩の小島を眺めました。

手紙を読む

この日のブログ