にっぽん縦断 こころ旅
火野正平様、ちゃりお様、スタッフの皆様、
いつも朝晩 楽しみに観ております。
わたしのこころの風景は、神奈川県中郡二宮町の中里から百合ヶ丘一丁目までの坂道です。
今から30年以上前、わたし達は百合ヶ丘一丁目にある団地に住んでいました。
当時まだ2・3歳だった息子は、自宅にパソコンがあった私達(親)の影響で、お気に入りのゲームがありました。(まだファミコンも無かった時代です)そのゲームはお姫様がアイテムのハートを獲得しながら進んでいくもの(スーパーマリオみたいなもの)で、ハートを沢山取ると命が長らえる、つまりゲームオーバーしないというものでした。
坂道の下の中里まで買物に行った帰り道、途中でしゃがみこんだり 歩くのを嫌がる息子に、そのゲームが好きなのを利用して、一口サイズのハート柄のチョコをゲームアイテムのハートに見立て、「ここまで来たらハート増えるよ」と言っては歩かせる。それを繰り返しながら坂道を歩いて 家まで連れて帰ったものでした。
たまに、時間の余裕がある時は、南の公園(百合が丘峠公園)によって、雲梯や滑り台でゲームのお姫様になりきってゲームごっこ。息子にとっては斜面も遊具もすべてゲームの世界だったようです。そして、疲れ果てて家にたどり着くとバタンキュー・・・無事ゲームクリアーです。
正平さんも、監督さんからアイテムのハートを貰いながら坂道を上がってください。坂道が楽しくなるかも!(笑)
そして最後のゲームクリアーのご褒美に、小田原厚木道路の陸橋まで行ってみてください。天気が良ければ奇麗な富士山が見えるはずです。
平塚市 木村加代子 61歳
神奈川県平塚市
木村加代子さん(61歳)からのお手紙