お手紙は兵庫県佐用町にお住まいの坂本さゆりさん（５６歳）から。坂本さんが生まれ育ったのが、佐用町の大木谷。そこは、昔から陰陽師の安倍晴明と芦屋道満が最後に戦ったといわれる所。それぞれの塚が谷を挟んであり、坂本さんの実家のすぐ近くには安倍晴明塚があり、地域の人達も「せいめいさん」と呼び大切に守っているそうです。そんな「安倍晴明塚」が坂本さんのこころの風景。今は誰もいなくなった実家を優しく見守っていてくれるように感じるそうです。この日は、佐用駅近くの「大イチョウの木」前から出発、いにしえのロマンあふれる大木谷に向かいました。

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