にっぽん縦断 こころ旅
火野さん、チャリオ君、スタッフのみなさん いつもほのぼの拝見させていただいてます。
さて、私の心に残る風景は、広島県三次市の江の川から見えるJR三江線の列車が走る風景です。
私は幼い頃、父が運転する車で、母と兄の5人で毎年夏に、三次市にある江の川の河原に行き、キャンプをするのが恒例行事でした。
テントを張り晩御飯の準備をしている時、山のふもとを一両の車両が走っているのを見て、子供ながらに、その一両の車両が愛おしく感じ、山間に響くその車両の音に心がなごむ思いを感じていました。
それから20年以上が経ち、今年JR三江線が廃線になるというのです。
時代の流れと共に、なんだか幼い頃から心に残っている景色と音が途切れてしまうようで寂しい気持ちで一杯です。
どうか 今年最後になるその景色を、火野さんに見ていただきたいです。
どうかよろしくお願いいたします。
山本 諭
※JR三江線は、平成30年4月1日廃止予定です。
岡山県倉敷市
山本 諭さん(37歳)からのお手紙