今回の目的地は、小学3年生頃の夏休みに突然クラスの人気者の男子二人がやってきて、いっしょにクワガタムシを捕りにいったという思い出の場所、枚方市にある御殿山神社。出発は大阪市都島区の淀川河川公園。目的地までは約20km。向かい風の中、淀川沿いの土手道を北上、枚方市に入ってから川を離れ街へ。枚方宿の昔の宿屋に「時代劇や」と、心を惹かれ立ち寄ります。京阪電車の御殿山駅に着き、そこからはお手紙に添えられた地図を頼りに神社へ。お手紙には樹液のたまる洞があるクヌギの木と綴られていました。どれやどれやと探しまわり、それらしい木を見つけます。木々の間から、お手紙のとおり箱庭のように広がる住宅地が見えました。