にっぽん縦断 こころ旅

旅のルート

449日目~「岩手」

452日目岩手県久慈市

放送日:7月10日

又城政俊さんのこころの風景

初夏の平庭高原“蝉(せみ)時雨”

手紙を読む

この日のこころの風景は平庭高原の蝉時雨。55歳で亡くなった、又城さんのお父様との思い出の風景です。盛岡駅から列車とバスを乗り継いで岩手県北部の葛巻町へ。そこからチャリオとともに平庭高原を目指しました。葛巻の町中を抜けると延々と上り坂。最後は奥の手も使って久慈市の入り口、標高743mの平庭峠へ。チャリオを置いて歩き始めると、道の両側に見渡す限りの白樺林が現れました。標高が高いため、まだ蝉は鳴いていませんでしたが、美しい木漏れ日、風に揺れる葉音と鳥のさえずりの中で正平さんは手紙を読み始めるのでした。

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