お手紙をくれた髙山さんにとって、都賀川に架かる橋脚の辺りは、小学生の頃の思い出の遊び場。橋脚によじ登ったり、カニをとったり、頭上の線路をゆく電車に見とれたり・・・。夏休みには毎日のように遊び、50年以上たった今でも、線路のすき間にキラキラひかる青空を思い出すそうです。見事ないわし雲が広がる秋晴れのもと正平さんは神戸ハーバーランドを出発、初秋の神戸の市街地を快走します。地元の人たちや生きものたちに出会いながら髙山さんが育った水道筋商店街を通り抜け都賀川へとうちゃこ。橋脚に下りた正平さんは、水辺の風景にすっかり溶け込んでいました。